『歳晩』の意味を習得! 正しい『歳晩』の使い方とは

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『歳晩(さいばん)』という言葉をご存知ですか?
日常生活ではあまり使う機会はないものの、
手紙などで目にしたことがある人もいるかもしれません。

日本語には、そういった普段使うことはあまりない言葉が
沢山ありますよね。手紙の言葉なんかが特にそうです・・・

手紙には独特の言い回しがあったりするので、
書くとき悩んでしまうことも多いもの。

今回は、手紙などで登場する機会の多い『歳晩』という言葉を
知ってひとつ賢くなっちゃいましょう(^^♪

言葉の意味と正しい使い方

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『歳晩』とは辞書によると「年の暮れ、歳末、年末」という意味を
表す言葉。

「歳」は歳末などの歳、「晩」は晩年とか晩秋とかいう使い方を
するので、なんとなく納得する成り立ちではあります。

よく、手紙の冒頭の時候の挨拶として
「歳晩の候」「歳晩の折」といった
形で使われることが多いようです。

季節としては冬、しかも
12月の下旬ころから使われる言い回しです。
わかりやすく言い換えると「今年もいよいよ年末を迎え・・・」
「1年も終わりに近づく頃・・・」といった感じですね(*^^*)

お歳暮時期に活躍!

『歳晩』は上で述べた通り、その年の
最後の挨拶をするときに使う言い回しです。

年末に改まった挨拶をする機会と言えば、お歳暮ですよね。
お歳暮をいただいたお礼状を書くときに使うと
時期的にもちょうどいい感じです(^^)
ただ、12月もまだ上旬の時期なら「歳晩の候」は使わず
「師走の候」を使った方がしっくりするかもしれません。

お歳暮の時期に使える例文をいくつかご紹介します(^^♪

拝啓 歳晩の候、貴社益々ご発展のこととお喜び申し上げます。
(中略)
来年も変わらぬご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。 敬具
拝啓 歳晩の候、年末を控え何かとご繁忙のことと存じます。
(中略)
健やかに新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。 敬具
拝啓 歳晩の候、寒さ厳しき折、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
(中略)
ご家族一同元気に新年を迎えられますようご自愛くださいませ。 敬具

まとめ

『歳晩』という言葉の意味や使い方、理解できたでしょうか?
これでひとつ賢くなりましたね(*^^)v

こうした独特の言い回しは普段使うことはないけれど、
覚えておくとなんか得した気分になりますね(*^^*)

このほかにも4月頃使う『春和(しゅんわ)』、
5月の下旬~6月の上旬に使う『麦秋(ばくしゅう)』、
8月の下旬ごろ使う『残炎(ざんえん)』、
10月頃使う『爽涼(そうりょう)』などなど・・・
調べると色々な時候の言い回しがあります。

興味のある方はぜひ調べてみましょう(^^♪
日本語ならではの趣のある言葉を知るのも楽しいですよ☆

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