暑くなってくると、冷たい飲み物が恋しい季節になってきます(^^
暑くて、飲み物の中に入っている氷まで口にしたくなることもありますよね・・・。
しかし、もし氷が無性に食べたくなる、氷を食べないと落ち着かない、気がつくと大量の氷をガリガリと食べまくってしまう・・・。
という人がいたら注意が必要です。
もしかしたらそれ、「氷食症」という病気かもしれません・・・。
そこで、氷食症について詳しく調べてみました。
氷食症って知ってますか?原因と治療
氷食症とは「氷を食べずにいられなくなり、一日に製氷皿一皿以上食べてしまう症状」のことを言います。
非栄養物質を強迫的に食べたくなるという「異食症」の一種ということです( ゚Д゚)
土を食べてしまう土食症や、体の毛をむしり取って食べてしまう食毛症などがあります・・・。
氷ならともかく、土とか毛は明らかにおかしいとわかりますよね(~_~;)
とにかくなにかに迫られるように食べる・・・という感じみたいです・・・。
原因は、ストレスなどもひとつとしてありますが、氷食症で大きな原因と考えられているのが、「貧血」です。
氷食症のような症状が現れたら、まず貧血を疑えというのが定説のようですね(゚д゚)
なぜ貧血になると氷食症になるのか?
はっきりしたことはわからないようですが、鉄分が足りなくなることによる自律神経の乱れが原因ではないかということです…。
氷が食べたくなることに加えて、動悸や息切れ、めまい、食欲低下や疲れやすいなどの症状があれば、貧血による氷食症である可能性が高いので、病院へ行って血液検査をしてもらいましょう!
血液検査の結果、貧血だと明らかになったら鉄材を処方されることになります。
それを飲んで一か月もすれば貧血の状態もよくなり、それと同時に氷食症の症状もぱったりと見られなくなることがほとんどだそうです!(´▽`)
氷食症は体の異常を伝える警告の一種と考えられます!
もし、症状が現れた時は、自分の体の状態をチェックして、早めに病院で検査を受けるなどした方が良いですね(*´ω`)
こんな食べ物をとろう!貧血予防対策
では、氷食症のような症状が現れる前に、貧血を予防するにはどうしたらよいのか?
大切なのは、やはり食生活ですね(^^
貧血予防のために、とるべき栄養は鉄分のほかに、鉄分の吸収を高めるビタミンCやカルシウム、血を造るのに必要なビタミンB₂と葉酸、そしてタンパク質です!
それぞれの栄養素が多く含まれている食べ物をまとめましたので、ご参考に( ^ω^ )
★鉄分
鶏、豚、牛などの肉類のレバー、赤身の肉、
カキ、シジミアサリなどの貝類、イワシ、
煮干し、青魚、ひじき、青のり、ほうれん草、大豆
★ビタミンC
パセリ、ブロッコリーやピーマン等の緑黄色の野菜、
レモンやイチゴ、キウイなどの果物
★カルシウム
牛乳やチーズ、ヨーグルト等の乳製品、
豆腐、油揚げなどの大豆製品、しらす、ししゃも、
干しエビなどの魚介類、ひじき、ワカメなどの海藻類、
小松菜、チンゲン菜などの野菜類
★ビタミンB₂
鶏、豚、牛などのレバー、サバ、ウナギ、
牛乳、納豆、卵、モロヘイヤ
★葉酸
レバー(特に鶏)、ほうれん草、納豆、
イチゴ、アスパラガス、豆乳
★タンパク質
肉類、魚類、大豆製品、乳製品全般、卵
これらを意識的にとるとともに、なによりもバランスのよい食生活が一番です!(^^
まとめ
主に貧血が原因として起こる氷食症!
私は今回初めて知りました(゚Д゚)
私は氷食症の症状こそ出ませんでしたが、極度の貧血になった経験が二度ほどあり、なにをするにも体が重く、元気が出ない…
そしてそんな自分に落ち込む…という負のスパイラルになり、なかなか辛かった思い出があります(;_;)
でも、病院で処方された鉄剤を飲むと、それまでの状態がウソのように元気になる可能性もありますので、もし思い当たる症状がある人は、早めに病院に行かれることをオススメします!
貧血は裏に重大な病気が隠れている場合もあるので、やはり早めの受診が安心です!