耳の中がかゆい、かゆみがひんぱんに出るといった悩みを抱える人は
意外にたくさんいます。
耳が痒いからって、耳かきや綿棒で耳の中を強くこすっては逆効果です。
そこで、耳が痒くなる原因が何なのか、
その対処方法を紹介します。
耳が痒くなる原因は
・耳掃除のやりすぎ
耳の中には迷走神経という神経が走っていて、
この神経を刺激すると脳が気持ちいいと覚えるのです。
ですから耳かきが大好きで
ついつい耳の中をいじってしまう方も沢山います。
けれど皮膚は刺激を与えすぎるとかゆみを覚えるのです。
耳垢は耳の中を保護しようとする働きがあるので、
耳垢をとりすぎてしまうと過剰に耳垢をつくりだして、
これもまたかゆみの原因になります。
・皮膚が傷つき炎症をおこす
耳かきをやりすぎると、皮膚が傷ついてしまう事もあります。
特に、硬い素材の木製や爪先などで、耳かきをしている人は要注意です。
この傷から細菌が発生し外耳炎や、カビなどのトラブルにつながります。
こうなると耳鼻科へ駈け込むしかないです。
耳のかゆみを改善する方法として、耳掃除の回数を減らす
本来は耳掃除をするのは、2週間~半年に一度掃除をするだけで十分です。
耳がかゆくなる人ほど、一度耳かきをしばらくやめてみてください。
花粉などでどうしても、かゆみが収まらないという人も回数を減らし、耳に負担をかけない
正しい方法で耳掃除をする事が重要です。
最強道具 !粘着綿棒と使い方 クルクル 1センチまで
耳の働きを説明しますと、耳の中つまり外耳道と鼓膜の表面は、一体した皮膚でできていて、この皮膚は月に3ミリほど外側に動き、まるでベルトコンベアのように耳垢を外に運び出す、自浄作用する機能を持ってまいす。
本来なら耳掃除は必要ないという説も聞きますが、それでも耳垢はたまるので掃除は必要かと思います。
ただ、耳掃除はやり方が難しいです。
耳垢は耳の入り口から1センチあたりに集中して発生しているので、この位置を理解して「引き抜きながら周囲を拭うイメージ」で掃除をしないと逆に耳垢を奥に押し込んでしまい、耳を塞いでしまう可能性があります。
誰でも簡単にできる耳掃除の方法としては、「粘着綿棒」を使うと皮膚を傷つけずにコツ無しで簡単に耳垢を摂ることができます。
黒粘着綿棒 株式会社山洋
http://www.sa-n-yo.co.jp/ippan/eisei/cat2/
綿棒の先が粘着性になっていて
耳垢をペタッとくっつけて取るのです。
ただ、注意なのは粘着力がしっかり強力なので、強い力で掃除をすると皮膚を傷つける恐れがあるので、やさしく掃除するのが鉄則です。
月2回、クルクル スッキリ!
ここでは、粘着綿棒での掃除のやり方をご紹介します。
注意:掃除は耳から一センチのところに耳垢が溜まるので、それ以上深くは綿棒を入れないでください。
粘着綿棒の掃除の仕方
・ 粘着綿棒を穴に対してまっすぐゆっくりといれていきます。
・そのままゆっくりとクルクル回転させましょう!
耳壁に押し付けたりこすらないように注意します。
コツは、「回転させながらひっこぬく」感じです。
これをくりかえせば、綺麗にスッキリします。
一度綿棒に付いた耳垢は落ちることなく、キレイに摂ることができます!
それと耳掃除をするタイミングですが、基本、いや原則?として耳の掃除は月2回までです!
これ以上掃除をすると耳の皮膚を傷つけてしまう事もあります。
じつは耳垢はそこまでたまらないので、月に一度で十分な方もいますが、逆に溜めすぎてもいけないので、月1程度は粘着綿棒クルクルしましょう!
耳の掃除は適度にやる事をまもれば、耳を傷つける心配はありません。
綿棒なら皮膚に優しいし、簡単に耳の中をスッキリさせることができます。
耳そうじに慣れていない方には、特におススメの粘着綿棒ですので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
耳の構造と働きってすごいですね!
耳が動いているなんてびっくりです!
耳かき棒ってよくペン立てに一緒にしたりしますが、あれ、すごく雑菌が付くので、消毒をしてから使わないと、思わぬトラブルになるそうです。
筆者は外耳炎になり、1か月以上も通院させられました。
それからは医者の勧めもあり粘着綿棒を使っていますが、ホントにおススメです。
ぜひ一度お試しあれ。