カレーは子供から大人まで、みんなが大好きな家庭料理の逸品です!
できたても、もちろんおいしいけど、なかでも一晩寝かせ、味がなじんで、コクもまろやかさも増した“二日目のカレー”を楽しみにしている人も多いはず。
でも一晩そのまま常温で寝かせるのは、梅雨時期や夏にかけては食中毒も心配です。
だからといって、鍋のまま冷蔵庫で保管していませんか?
実は別の心配もありますよ。
なぜカレー鍋を冷蔵庫へ保存してはいけないのか?
夕飯用にカレーを作ると、翌朝の朝ごはんメニューは簡単!
カレーライスはもちろんパンに浸して食べるもよし、めんつゆとうどんを入れて煮立たせカレーうどんにするもよし。
何だか心も軽くなり、手間も省けてうれしいのでついつい少し多めに作ります。
5歳の息子も某食パンメーカーのCMを見て以来、厚切り食パンの中ほどに切れ目を入れ、ポケット状になった部分にカレーを入れてトースターでチン!
とてもおいしそうに食べてくれます。
そんな万能なカレー!
手軽だからと鍋のまま冷蔵庫に入れると場所を多くとるし、以下の良くないことも考えられます。
カレー 鍋を冷蔵庫へ保存してはいけない3つの理由
カレー鍋を冷蔵庫に入れてはいけない理由は、
・十分に冷ましていないと、冷蔵庫内温度が上がってしまう。
・ カレー鍋は密閉容器ではないので、臭いの強いスパイスを含んだカレーは、庫内に臭いが移ってしまう可能性がある。
・ カレーは酸性成分を多く含んでいるため、長時間鍋に入れておくと鍋の劣化につながる。
以上の理由から、カレーを鍋ごと冷蔵庫に入れてはいけないことがわかります。
では、正しいカレーの保存方法はどうしたらよいのでしょうか?
1 しっかりとかき混ぜながら加熱する。
2 その後鍋のふたを開けたまま、鍋底を水につけるなどして急速に冷やす。
3 タッパーやジップ付きの密閉できる保存容器に入れて、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保管。
冷蔵庫で保存した場合は2、3日程度、冷凍保存した場合でも、1か月程度を目安に食べきるようにしましょう。
冷蔵庫の中身をはじに寄せて、十分に冷めていない鍋ごと冷蔵庫に入れてしまいがちです。
私も先日までは当たり前のように、ためらいもなく冷蔵庫に入れていました。
でも今回調べてみて、少し手間はかかるけれどタッパーやジッパー付き容器に入れ、保存することによって、より安全においしく食べることができると知り、早速カレー用の密閉容器を準備しました。
カレー好きの方もぜひ取り入れてみてください。
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