子供が大きくなって使わなくなったり、
飽きてしまったお人形の処分は困りますよね。
ポイポイ捨てるのは気が引けて、
なかなか燃えるゴミとしてだけません。
思い入れがあったり、魂が宿るなんて聞いたらなおさらです。
ここでは、お人形の処分方法についてご紹介します。
【捨てる前にまずはリサイクルを検討しよう】
リサイクルには、大きく分けて2つあります。
①『施設等への寄付』
②『リサイクルショップでの買取』
です。
①『施設等への寄付』
保育園や幼稚園、児童館に寄付をしたり、
海外支援への寄付などがあります。
ボランティアの一環として、
途上国の子供たちへぬいぐるみ等を寄付する方も多いです。
例えば、『ワールド ギフト』では、
不用品や支援物資を宅配集荷しており、
アジア・アフリカ等の団体
(NGO・財団・自治体・警察・病院・学校等)へ
物資を送り、リサイクルしています。
『物資例』
○古着
○ぬいぐるみ
○雑貨
○食器
○雛人形
○おもちゃ 等
②リサイクルショップでの買取
ぬいぐるみや人形の状態によっても買取金額は変わってきますが、
ただ捨てるのがもったいない方にはいいですね。
店舗にもよりますが、値段がつかなくても
無料で引き取ってくれるところもあります。
その他にも、バザーやフリーマーケット、
オークションもあります。
レトロな人形やぬいぐるみ、有名メーカーの玩具は、
価値のあるものもありますので、
オークションを考えるのも良いです。
ただ捨てるのではなく、いらなくなった人もいれば、
必要な人もいますからぜひリサイクルしたいですね。
ただ、リサイクルには衛生面で気を付けないといけません。
基本的には子供が使用するものですから、
綺麗な状態でリサイクルしましょう。
【愛着のある人形は供養してお別れする手も】
人形には魂が宿るなんて聞きますが、
特に雛人形や五月人形は災厄を請け負っているということから、
ますます処分しずらいです。
そこで、人形の処分には供養をして
お別れをするという方法もあります。
人形供養とは、人形に感謝の気持ちを持って、
お経やお焚き上げ等をしてお別れをすることです。
人形供養の仕方には、3つ方法があります。
①神社やお寺で供養してもらう。
②自分で供養する。
③生前整理・遺品整理業者に依頼をする。
①『神社やお寺で供養する』
神社やお寺では、お経をあげてお焚き上げをして、
きちんと供養してもらえます。
1,000~5,000円程度の供養料がかかります。
(神社やお寺によって異なります。)
神社やお寺の人形供養には、
受付日が決まっている場合がありますので、
必ず事前に確認をするようにしましょう。
②『自分で供養する』
感謝の気持ちを込めて、
きちんとした手順で行えば、自身で人形供養を行えます。
きれいな和紙や布の上に人形を置き、塩をまいて清めます。
敷いていた和紙や布でくるみ、お焚き上げをします。
お焚き上げは、臭いや煙などが出ますので、
周囲への配慮が必要です。
*ぬいぐるみは、燃やすのには少し注意が必要です。
ぬいぐるみの布は化学繊維である事があるため、
燃やすと有害物質が出る可能性があります。
お焚き上げができない場合は、
市区町村のルールに従ってゴミとして処分します。
人形には、
燃やせない部分や分別が必要になったりすることがあるので、
注意しましょう。
③『生前整理・遺品整理業者に依頼する』
残された家族が困らないように、
生前から身の回りを整理する方が増えています。
人形やぬいぐるみは思い入れがあるため、特に困る品です。
生前整理業者には、供養してもらいたい人形を指定できたり、
棺に入れて欲しいなどの希望を残しておくこともできます。
料金は、ほとんどが基本料金に供養料が含まれますが、
指定の量よりも多い場合には追加料金が必要となります。
なかには、悪質な業者がいますので、
『相見積もり』を取りましょう。
基本的には料金がかかりますが、供養してあげるのもいいですね。
そばにいてくれたお人形に感謝をしなくてはいけません。
供養の仕方は、自分の納得のいくものを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
思い入れがあり過ぎて、お焚き上げが可哀想と思う方には、
次の家族と出会えるリサイクルをオススメします。
しっかりと供養をしてあげたい方には
神社やお寺での人形供養がいいですね。
どちらも、お人形には『感謝』の気持ちを持って行いましょう。
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