子供は「遊び」を通してさまざまなことを学び
心身を発達させていきます。
子供が遊ぶためのおもちゃには様々なものがあり、
どんなものを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
中でも積み木とブロックは
知育玩具としてもいいとはよく聞くけれど、
はたしてどちらを選んだらよいのか迷うところ。
積み木とブロック、それぞれのメリットをまとめてみました!
【積み木のメリット】
積み木を発明したのは、ドイツの幼児教育者フレーベルです。
子供が自分で感じたことや内面的なものを外に表現するための道具として
考え出したのが「積み木」でした。
積み木を通して、子供たちはどのような効果を
得ることができるのでしょうか?
・五感の発達を促す
ブロックのようにパーツとパーツがガチッとかみ合うものではないため、
落ちないように積む、角を合わせてぴったり積むなどを行うためには
微妙な力加減とバランス感覚、指の動き、繊細さが求められます。
指先を使うことで手先の器用さが鍛えられ、
五感の刺激とともに脳を効果的に刺激し、
知育効果をもたらすとされています。
そのほかにも、積み木には、
以下のような効果をもたらすといわれています。
・自発性を引き起こす
・創造性を育てる
・社会性の基礎を養う
・身体器官およびその機能の発達
・知能の発達を促す
・科学性の基礎を養う
・集中力を養う
・情緒を安定させる
・美的感覚を養う
・自分で片づける習慣を身につける
【ブロックのメリット】
東大生の60%ほどの学生が
「子供のころはブロックで遊んでいた」
というデータもあるブロック。
どうやら知育にもよさそうですね。
ブロックはどのような知育効果をもたらしてくれるのか、
まとめてみました!
・3次元的思考力が身につく
絵やゲームでは身につきにくい3次元的思考力を養うのに
長けているのが最大のメリットといえます。
ブロックでなにかのものを作るときに
「これはどんな仕組みなのだろう」
という探求心や深く追求する集中力が養われ、
3次元的にものを考えることができるようになります。
・脳に刺激を与え集中力を養う
どのブロックを組み合わせればよいかと考え、
ブロックの山から該当するブロックを見つけ出す作業などを通して
集中力が養われます。
また、細かい部品を指先で扱う作業は、脳へ刺激を与えます。
ブロックの山から必要なパーツを探す行動などは、
リハビリテーションでも導入されているほどです。
そこからも、ブロックが指先や脳に与える刺激の高さがうかがえます。
【まとめ】
幼稚園で工作の時間があったり、
小学校で図画工作の授業があったりするように、
子供の成長には「なにかのものを使い、
自分の内側にあるものを目に見える形で表現すること」
がとても大切であるといわれています。
この、ものを使って「表現する」という行為において、
積み木およびブロックの両方が、
子どもの成長に大切な「表現すること」
の手助けとなることができるのです。
積み木、ブロック、それぞれの効果を参考に、
子供の表現の手助けとして、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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