空気清浄機をずっと使っていると、
いろんな臭いがしてきますよね。
何が原因で臭いが出るのでしょうか。
臭いが出てしまうと、
ちゃんと空気を綺麗にしてくれているのか不安になります。
そこで、ここでは
空気清浄機から甘い臭いが出てしまう理由と対処方法を
ご紹介します。
空気清浄機から甘い匂いが出てきてしまう原因
原因①
まず、匂いは人それぞれ感じ方が違く、
甘く感じる人もいれば全く違う匂いに感じる人もいます。
特に甘い匂いは、
イオンを放出する機種やオゾン脱臭をする機種であると、
オゾンの匂いの可能性もあります。
このオゾンの匂いは、
感じる人と感じない人とがいるそうで、感じる人でも例え方は様々です。
原因②
ほとんどの臭いの原因は、カビや雑菌です。
加湿空気清浄機には、『加湿』と『清浄』の機能があります。
清浄機能で空気中のホコリを吸い込み、フィルターを通してキレイな空気を出します。
『加湿』と『清浄』の空気の吸い込み口が一緒のため、加湿の水分と融合してしまい、雑菌の繁殖がしやすくなってしまっています。
その結果、臭いを発してしまうのです。
加湿をするのにトレイに水道水を入れて使用しますので、フィルターは常に湿った状態になり部屋の空気中に雑菌が増えます。
フィルターを出してみて、カビの他に白っぽいモノが付いていれば、それは水道水に含まれるミネラルです。
これも雑菌を育ててしまいます。
やはり主な原因はカビや雑菌です。
オゾンの臭いの可能性もありそうですが、臭いに敏感な人は大変そうです…
空気清浄機から甘い匂いがした場合の対処法
オゾンの臭いだった場合、どうしようもありません。
ある意味、イオンを放出する機種や
オゾン脱臭の機種の特性という事になってしまいます。
その他が原因の臭いの対処法は、
まず使わない時は電源を切るのと一緒にトレイの水を捨てます。
そして、フィルターも日光にあてて乾かします。
加湿をしない時も、
タンクの水を抜いて乾燥させて、トレイに水が無い状態にしておきます。
回転羽が付いたものであれば、
ほとんどのモノが回転部分を簡単に外せるので、外して水で洗います。
部品に臭いが染み込んでいる場合は、
台所用洗剤を薄めて洗うと、汚れだけでなく臭いもおちます。
これらを1ヶ月に1回行いましょう。
これとは別に、月に1度は説明書通りの洗い方で洗います。
《それでも臭う場合》
フィルターが入るバケツなどに、
水かぬるま湯をいれて、クエン酸溶液を作ります。
(水2リットルに対してクエン酸を大さじ1)
フィルターは軽くすすいだ後に、
クエン酸溶液に30分~2時間くらいつけます。
最後にクエン酸溶液が残らないように、
しっかりと水洗いをして乾かしてから本体に戻します。
《それでもダメな場合》
それでもダメな場合は、
よっぽど機械に詳しい人でない限り、個人では無理だと思います。
臭いの原因がフィルターをすり抜けて、
部品に染み込んでしまっているので、解体しなければいけません。
壊してしまっては大変ですから、業者さんに頼みましょう。
最後は業者さんに頼むのが1番ですが、
その前に一通り掃除をしてみた後、
オゾン臭かも…と思った時は、メーカーに問い合わせてみて
オゾン臭が出る機種なのかを聞いてみるのもいいかも知れません。
まとめ
いかがでしたか?
甘い匂いに限らず、空気清浄機から臭いが出てくると、
やはり気分のいいものではありません。
月に1度、説明書通りの洗い方での
お手入れとフィルターのつけ置きなどをしっかり行いましょう。
どうしても臭いがある場合は、
メーカーや業者さんに相談するのもいいと思います。
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