浴槽の掃除や洗い場のカビ取り・カビ防止、排水溝の掃除など、お風呂掃除は日々の家事の中でも大変です。
でも、お風呂掃除はそれだけでは終わりません!
風呂釜掃除、してますか?
正しい風呂釜の掃除の仕方
風呂釜掃除をしていないと、浴槽と給湯器を結ぶ配管にも汚れがたまり、追い炊きをした時に湯垢が浮いてくることがあります。
湯垢の中は、大腸菌群や、ブドウ球菌が増殖していて、健康にも問題を引き起こす可能性があります。
定期的(月に1回程度)に掃除をしましょう。
風呂釜洗浄剤の使い方はとても簡単で、大まかにいうと以下の通りです。
・お湯を浴槽の穴の上5~10センチほどはった浴槽に洗浄剤を入れる。
・40度~50度位の温度設置で追い炊きをし、そのまま一定時間放置。
・再度追い炊きをして排水。
・きれいなお湯をため、再び追い炊き、排水。
各製品によって、それぞれ用量や放置時間が違うので、製品の使い方を必ずご確認ください。
それでは、おススメのドラッグストアなどで買える洗浄剤TOP3をご紹介します。
どの製品も
・浴槽の穴が1つのもの
・浴槽の穴が2つあるもの
・ジェットバス
・24時間風呂
に使用することができますが、追い炊き機能のない給湯式浴槽や、バクテリアを利用したろ過機能のあるお風呂には使えません。
本当に怖い!!レジオネラ菌の恐怖
時々、循環式の温泉施設などでレジオネラ菌による集団感染のニュースが流れます。
“レジオネラ菌”と言う名前を聞いたことがありますか?
レジオネラ菌とは自然界にいる細菌で、温泉だけでなくプールや、川や池などの水場にいることがあります。
レジオネラ菌に汚染されている水を飲んだからといって感染するわけではなく、レジオネラ菌が肺に入ることで感染します。
例としては湯気やシャワー時の霧を吸い込むことにより、菌が肺に入り感染します。
レジオネラ菌に感染した場合、2日~10日ほどの潜伏期間を経て、風邪と似たような症状で発病します。
ただ、免疫力や抵抗力の低い高齢者や子供が感染すること、呼吸困難や意識障害なども発症し死に至ることもある恐ろしい菌です。
また、インフルエンザのように人から人への感染はしませんが、とても強い菌なので必ず病院で診察・治療を受けるようにして下さい。
1999年には、自宅の24時間風呂の中で水中出産で生まれた女の子が、生後8日でレジオネラ菌の感染により死亡した、という痛ましい事故もありました。
まとめ
一見するときれいに見えるお湯ですが、汚れていることもあります。
定期的に正しいお掃除をして、清潔で健康的な空間を保ち続けたいですね。
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