アートは大人の嗜み!?博物館と美術館の違いって分かりますか?

雑学

皆さんは美術館や博物館にはどれくらい行きますか?

 

行かない人から良く行く人まで様々だとおもいますが、日本でミュージアムが多いといえば上野だと思います。

 

日本を代表する博物館、美術館、文化施設が集中しています。

 

そもそも美術館と博物館に行ってみたいけど違いが分からないという人は少なくないと思います。

 

そこで、それぞれの特徴とどんな違いがあるのかなどについてまとめてみました。

 

 

 

1分で分かる!?博物館と美術館の違い

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博物館資料収集・保存、調査研究、展示、教育普及といった活動を一体的に行う施設であり、また博物館は、歴史や科学博物館をはじめ、美術館、動物園、水族館などを含多種多様な施設であり博物館は総合博物館と専門博物館に2大別され,専門博物館はさらに内容に応じて歴史博物館,芸術博物館,産業博物館,科学博物館などに分けられます。

 

美術館主として美術に関する資料の収集・展示・保管を行い、(絵画・彫刻・工芸)などの美術作品を専門とした施設が美術(博物)館です。

 

つまるところ美術品以外も展示する施設は博物館だといえます。

 

日本では、1951年(昭和26)社会教育法の精神に基づき、「博物館法」が制定され、その法律によれば、博物館とは「歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料を収集し、保管(育成を含む)し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関」と定められている。

それぞれにその内容や目的,活動などが多種多様である

と記述が文部科学省の博物館法にありました。

 

ご興味ある方はこちらをご覧下さい。

文部科学省 「博物館法」

 

ちなみに、博物館の名称である英語のミュージアムは(Museum)の語源は、前3世紀エジプトのアレクサンドリアに設けられた総合学術機関ムセイオンmouseionに由来しているそうです。

 

 

 

週末行きたい博物館・美術館

絵画や彫刻などの美術作品を扱うのが美術館、それ以外の広い範囲の分野に分かれた、関連する資料や展示を観覧できるのが博物館。

 

歴史や古代生物など、人類の生活や、地球の歴史文化に関する展示が多いです。

 

筆者は、上野の国立科学博物館が大好きです。

化石や恐竜、骨格や化石から復元された3D映像は、古代生物がナイトミュージアムのように動き回る姿が見られます。

 

ここでは、週末に気軽に楽しめるような美術館、博物館を紹介します。

 

 

サントリー美術館

http://www.suntory.co.jp

日本美術の1ジャンルを題材に、簡単な体験を交えながら楽しく学ぶこともできます。

 

ワークショップで「重要無形文化財保持者」や「有名陶芸家」から工芸をレクチャーしてもらいながら体験できます

 

貴重な経験ができるので人気があります。

 

絵画、ガラス、染織、漆工など展示。室町時代16世紀の屏風など圧巻する作品、貴重な切子の繊細な作品などコレクションされています。

 

 

上野の森美術館

http://www.ueno-mori.org/

これまでの絵画鑑賞は、色彩、タッチ、雰囲気や表現方法等を元に、感性で心のままに感じるもの、というのが一般の人々が抱くイメージでした。

 

そんな中、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に刷った『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書出版しました。

 

展覧会へ向けて新たに選ばれた作品が登場します

10月7日~です。

 

あなたはどう読み解くのでしょうか。

 

 

東京国立博物館

http://www.nikkei-events.jp/art/thailand/

「タイ 仏の国の輝き」展 世界初!門外不出の仏教美術の名宝が、まもなく日本に!!

 

日タイ修好130周年記念 特別展 「タイ〜仏の国の輝き〜」は九州国立博物館と東京国立博物館で開催されます。

 

第一級王室寺院ワット・スタットの正面を飾っていた門外不出の大扉などが出品されるのです。

 

夏にはトーハクBEER NIGHTが開催されました!夏の夜空の下で、タイビールやタイ料理などを楽めます!

 

 

根津美術館

根津美術館
東京・南青山に実業家・初代根津嘉一郎の蒐集品を元に1941年に開館した根津美術館。国宝、重要文化財を多く含む日本・東洋古美術約7,400件のコレクションを、年7回の展覧会でご覧ください。

重要文化財十一面観音立像龕(じゅういちめんかんのんりゅうぞうがん)を始め、希少青磁、国宝の「燕子花の図」はレプリカで出回っていますが、原画は迫力があり見事です

 

「やきもの勉強会 食を彩った大皿と小皿」のイベントではスライドレクチャーで西田 宏子氏(根津美術館顧問)の聴講が無料できます。(入場料あり)

 

 

トーキョーワンダーサイト

http://www.tokyo-ws.org/

若手アーティストの登竜門として始まった公募展「トウキョウワンダーウォール(TWW)

 

毎回1000名近い応募者の中から約100名の入選者が選ばれ。

 

その中から審査を経て選出された若手アーティストの個展をTWS渋谷、本郷、で開催されます。

 

現代アートを楽しむのはいかがでしょうか。

 

 

船の科学館

http://www.funenokagakukan.or.jp/

南極観測船宗谷の観測船“宗谷”を中心とした屋外展示資料と「別館 展示場」を公開しています

 

操蛇席、通信室なども見学できます。

 

 

JAL工場見学 JALミュージアム

http://www.jal.co.jp/kengaku/

映像による航空機の説明、展示による仕事の紹介、格納庫内での航空機見学などです。

 

制服を着たり、滑走路に離着陸する航空機を間近で実際に見たり、機体の近くで写真撮影をしたりと普段できないことが体験できます。

 

6か月前より予約可能。

 

 

三菱一号館美術館

新しい私に出会う、三菱一号館美術館
JR東京駅徒歩5分。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心。

歴史ある三菱一号館を再現しただけに素敵な建物です。

 

現在レオナルド×ミケランジェロ展を開催しています。

 

巨匠2人の素描を比較。日本初公開作品もあります。

 

 

ミュージアムに気負いすることなく気軽に観覧できる施設やイベントを選んでみました。

 

不思議と1度行きはじめると、様々な美術館に足を運びたくなるものです。

 

そんなときはお得に入場ができる「ぐるっとパス」を使うと便利でお得ですよ。

 

 

ぐるっとパス

東京・ミュージアム ぐるっとパス

一冊2,000円で、なんと80の美術館・博物館等の入場券・割引券が入ったお得なチケットブック

 

2ヶ月間利用可能。

 

チケットはJR東日本のびゅうプラザ・主なみどりの窓口、コンビニでも引換券を購入できます。

 

全80の対象施設で「ぐるっとパス」と引き換えて下さい。

 

週末は、ぜひ、美術(博物)館に出かけて、感性を育てましょう。

 

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