毎日生活する中でどうしてもストレスって溜まってしまいますよね。
そのイライラはどうやって解消していますか?
ストレスを軽くするために音楽を聴くことは、驚きの効果があります。
そこで、音楽を聴いて効率よくイライラを軽減させる方法を詳しくご紹介しますので、ストレスを感じている方はぜひ参考にしてみて下さい。
人間のシステムは音によって非常に影響を受けます。
人間の心臓や鼓動や「1/fのゆらぎ」という不規則で連続的な音の揺れがあります。
このリズムが共鳴することで人は癒しを感じます。
また、人はリラックスしているときに脳からα波という脳波が出ます。
1/fのゆらぎが共鳴することでさらにこのα波が出やすくなり、ストレスから解放されていきます。
最近の研究でもJ-POP等の音楽にも1/fのゆらぎがある事が分かってきています。
その中でもクラシック音楽は、高周波音の関係上、精神を落ち着かせる効果が絶大です。
クラシックの効果は医学的にも証明されていて、免疫細胞のリンパ球が増加したり、免疫力の強化などに絶大な効果を発揮すると言われています。
音楽のストレス解消効果
クラシックを聴くと、心身が安らいでいるときに出るα波が出やすいことが分かっていますが、1/fのゆらぎ効果をより感じられるモーツァルトの安定感あるリズムは自然の音では海の波音や川のせせらぎを聞いた時と同様の安らぎを得ることが出来ます。
例えば
・ パッヘルベル「カノン」
・ ドピュッシー「月の光」
が有名な曲で、多くの方が一度は聞いたことがある曲です。
しかし音楽は個人的好みが大きいので、クラシックを聴いても癒された気分にならない人も少なくないと思います。
そこでおススメなのは、今の自分の気持ちに合った音楽を聴くと良いです。
悲しいときは悲しい曲、爆発寸前の時はロックのような高揚をあおる曲を聴くと良いでしょう。クラシックに限らず好きな音楽を聴くとリラックスできて、ストレスの軽減につながります。
よりリラックス効果を上げるには
・ ヘッドホンで聞いて周りの雑音を遮るとさらに効果が期待できます。
・ 何度も同じ曲を聴くと効果が薄れるので数種類CD等をもっておくとよいです。
・ 入浴中や睡眠前の時間がストレス解消効果をより高められますのでおすすめです。
・ 間接照明などでリラックスできる空間を作り思いっきり癒されます。
その時の自分に相性の良い音楽を聴いてストレスを撃退しましょう。
カラオケで歌う、楽器を演奏することも広い範囲にわたって脳全体が活性化します。
多くの情報を同時に脳が処理することにより、左脳右脳これらをつなぐ脳梁も鍛えられて、左脳右脳両方の役割がスムーズにこなせるようになるそうです。次でご紹介したい「楽器」で実際に演奏すると音楽を聴くよりもストレス軽減効果が高いとされています。
演奏するとさらにストレス解消?
音楽は人の脳や自律神経に作用し、快感をもたらすドーパミンの分泌と、ストレスホルモンやコルチゾールを減少させる効果が確認されています。
楽器を演奏するとき、右手、左手の動き、目や耳など同時に体の様々な部分を使います。脳の様々な部分にプラスの影響をもたらし、老化を遅らせたり、認知症予防、知能指数も上がると言われています。
更に、演奏をするために脳が作業に集中することで、脳がイライラから解放されるのです。
このように、音楽を演奏するというのは脳を活発にする効果があり、ストレス解消にとどまらず様々なメリットがあるのです。
どんな楽器をセレクトするのか、色々ありますが、音色が好きな楽器や自分の興味があるものでチャレンジしてみて下さい。
初心者でも扱いやすいのは
ウクレレ
オカリナ
バイオリン
これらは一人で練習が可能です。バイオリンは教室に通っても良いですね。電車でバイオリンケース持っているとちょっと自慢できたりもします。
演奏してみたい楽器が決まったら、毎日少しでもいいから触れて下さい。
奏でる音を想像したりして、それが自然とストレス解消になってくれます。
日常生活に取り入れながらゆっくり音楽療法を楽しんでください。
まとめ
楽器を上手に演奏し周囲の人を癒してあげるのも素敵な目標になりますね。
筆者おススメは、浴室の電気を消して、香り付きのキャンドルをいくつか灯して音楽を聴くとすごく落ち着きますので、ぜひ興味があったら試してみて下さい。
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