我が子のお宮参り、赤ちゃんが産まれて初めて
社会にデビューするような日ですよね。
私の両親と夫の両親も加わって、
可愛いお宮参り用の着物を掛けて
みんなでお参りしてきたのが昨日の事のようです。
そんな大事な我が子の門出の日。
やはりおめでたい日を選びたいですよね。
今回は、お宮参りのNGの日にちなどを調べていきます。
お彼岸中のお宮参りがNGの理由は?
お彼岸とは?
まずお彼岸が何なのかみていきましょう。
お彼岸は年に2回、春分の日と秋分の日を中日として
前後3日間を合わせた期間を言います。
仏教では「西」の方角を「あの世」としているようで、
この春分の日と秋分の日に太陽が真東から登り、
真西(あの世)の方角に沈む日なので
ご先祖様にお祈りし、お墓参りなどをするようになったのです。
お彼岸中にお祝い事はNG
このように心静かに、ご先祖様を敬いお祈りする日なので
お祝いごとで、どんちゃん騒ぎするのは良くないと言い伝えられています。
お祝いごと全てが良くなく、お宮参りの後によく
ランチパーティーなどをしますから、やはり控えた方が良さそうです。
お宮参り以外にも、お彼岸中に控えたい行事
お祝いごとなので、結婚式や七五三のお祝いなどもそれに入ります。
そして大きな買い物も、控えた方が良いと言われています。
どうしても彼岸中にお宮参りをしたい場合は?
とは言っても、忙しいパパやママの仕事の休みが取れるのは、
彼岸中しかない場合もありますし、
この頃は天候も良いのでご両親や来てくれる親戚の方たちにとっても、
移動しやすいというメリットもあります。
もし可能であれば、彼岸中を外して日にちの変更をする方が良いのですが、
どうしても出来なかった場合は、パーティーが始まる前に
みなさんに一言お詫びを言うのがマナーです。
特に年配の人たちは、このような習慣にこだわる人が多いので、
非常識だと思われないように
「お彼岸中のお宮参りは 避けるべきでしたが、どうしても予定が立たずに決行いたしました。申し訳ありません。」
などのように、みなさんにご挨拶してから、祝宴を始めるようにしましょう。
このような風習は田舎へ行けば行くほど強くなりますし、
仏教の人には当たり前の事のように思われています。
ですので、お彼岸のお墓参りの日は、お宮参りの日と重ならないように
くれぐれも気をつけましょう。
お彼岸中以外でもお宮参りNGの日はある!?
中国から伝わった時刻の吉凶占い「六曜」は、
今でも私たちが毎日目にするカレンダーに記載されています。
先勝(せんしょう.さきがち)
午前中が縁起が良く、午後からは凶に向かっていく日です。
先負(せんぶ.さきまけ)
これは反対で、午前中は縁起が悪く、午後から吉に向かっていきます。
友引(ともびき)
凶事に友を引くという意味で、午前中は吉、午後は凶、夕方は大吉とされます。
仏滅(ぶつめつ)
釈迦が入滅した日と言われ、何をするにも1日中縁起が良くないと言われています。
赤口(しゃっこう.せきぐち)
お昼を挟む2時間ほどは吉ですが、あとはずっと凶の日です。
大安(たいあん)
大いに安しという意味で、何をしてもいつしても安心で縁起の良い日だと言われています。
ですのでこの六曜で行くと、大安以外の日はあまりお宮参りには向かないかと思います。
そのほかお盆もお宮参りは、控えた方が良いとされています。
このような六曜は今でも信じられていて、結婚式やお祝い事は「大安」が良く、
お葬式は「友引」は避けるなどと言われ、このしきたりを守る人が多いのも事実です。
ですが現在では
この六曜は全くの迷信なので、カレンダーからも手帳からも
廃止するという動きが出ています。
このような古くからの風習を気にするのは、
やはりご両親ではないでしょうか?
一緒にお祝いしたい気持ちいっぱいのご両親に心配をかけないように、
日にちの都合がつくのであれば「大安」の日を選ぶようにしましょう。
まとめ
昔からお宮参りは、赤ちゃんが産まれてから1ヶ月前後の日で、
神さまに赤ちゃんの誕生を報告し、みんなでお祝いする日なのです。
ですが産後1ヶ月頃は、ママも赤ちゃんも体調が
万全でない場合も多いですよね。
なので日にちを1ヶ月伸ばすとか、
百日祝いとしてお宮参りに行くケースもあります。
どちらにしても、ご両親と良く相談して、
赤ちゃんの健康を留意し、
ママと赤ちゃんにとって一番良い日にお祝いしましょうね。
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