「彼岸にぼたもち」と昔から言われるように、食いしん坊の私はアメリカにいても、
お彼岸にはおはぎを作って私のご先祖様の写真を飾った場所にお供えします。
アメリカではおもちが手に入りにくいので、残りご飯で作ります。
それでも充分美味しいですよ。
昔々はこのような甘いものは貴重品だったので、
先祖を供養するために特別に作られるようになったとか。
ところで、このおはぎを食べるお彼岸の日、
車を納車しても良いのでしょうか?
私自身、これには苦い思い出があります。
お彼岸に納車がNGな理由とは!?
お彼岸中は、自分のご先祖様を敬いお墓参りに行ったりする時期です。
この期間は心安らかに過ごし、自分が産まれてきた事や先祖に感謝してお祈りを捧げる時なので、お祝い事は全般的に控えるようにと言われています。
車を納車する日って嬉しいですよね。
お祝いの日でもあるので、お彼岸中は避けた方が良さそうです。
私は日本で田舎に住んでいたのですが、車はこれまで何台か乗り換えました。
毎回、車を買っていたディーラーさんは、地元の小さい会社でしたが、
お彼岸中は納車していませんでしたよ。
今は迷信だとして、そんな事を気にする会社もないでしょうね。
そんな時に一度だけ私の仕事の関係で、
どうしても彼岸中に納車をしなければならない事がありました。
業者の人から「彼岸中だから、くれぐれも気をつけてくださいね。」
と言われた事を覚えています。
その時は何とも思っていなかったのですが、
しばらくすると買ったばかりなのに、どこかの部品の故障でディーラーに逆戻り。
修理してもらっても何ヶ月かすると
また違う場所の故障を繰り返しました。
ディーラーが悪いのかと思い、違う会社に修理に持っていったのですが、
直ったかな?と思っても、しばらくするとまた故障。
何度もあちこち故障するので、ディーラーさんも「ちゃんと直して、他の場所もチェックしてるんですけどね〜。」と頭を抱えていました。
あまりに故障が多く、修理代もバカにならないので、その車は売ってまた違う車を買ったわけですが、その新しい車は彼岸中に納車をしないようにしました。
何が原因だったかはわかりませんが、何台か歴代持っていた車の中で、
その車だけが故障が相次いだのでした。
これを彼岸中に納車したからだよ!と信じる人は多分いないと思いますが、
もし、どうしても彼岸中に納車をする時は、すぐに神社などに行ってお祓いしてもらう事をオススメします。
あなた(運転する人)と車を、お祓いしてくれるので
気分的にも楽になるのではないでしょうか。
他にも毎朝運転する前に、4つのタイヤに塩を振りかけてから運転すると、
塩で清められるため、事故に遭わないとか故障しないと言われています。
あの故障ばかりがあった後、
私は毎日、塩まきをしてから出かけますが、
もう何十年も無事故で大した故障もなく、安全に運転しています。
納車以外にもお彼岸にしない方がよいこととは?
納車以外にもお祝い事全般は、お彼岸中は避けた方が良いとされています。
引っ越しや大きな買い物も、NGです。
なので車を購入するのも、お彼岸中はしない方が良いでしょうね。
結納の儀式や結婚式も、日にちを変更するのが良いでしょう。
ですが、これはあくまで迷信です。
たまたまお彼岸にお誕生日がある人は、やっぱりお誕生日を祝いたいですよね。
そんな時は、ご先祖様も一緒にお誕生日パーティーでお祝いしてくれてると思って、
ご先祖様の好きだったご馳走などをお供えして、みんなで祝うのも良いのではないでしょうか。
まとめ
お彼岸に見られる「ヒガンバナ」。
とっても綺麗ですよね。
このヒガンバナは実はアメリカでも咲いているんですよ。
よく、おじいちゃんおばあちゃんに「ヒガンバナに触っちゃいけないよ。」と言われませんでしたか?
それはヒガンバナの球根に毒が含まれているからなんですね。
間違ってペットが食べたりすると、危ないので気をつけてあげましょう。
日本で草刈りなどをする時も、ヒガンバナは刈らずにきちんと残して、
お花の周りの草だけを刈っていましたよ。
お彼岸中に祝い事や納車をしないという迷信を信じるのも信じないもあなた次第ですが、
納車をしたらお祓いに行く事を、おすすめします。
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