「毎日マスクをしているとマスクのゴム紐が擦れて耳が痛い」
「マスクの耳痛を手軽に解消したい」
「今使ってるマスクは耳が痛くなるけど、まだいっぱいあるから無くなるまで使わないと勿体無い」
毎日マスクをしていると、上記の様な悩みはありませんでしょうか?
マスクをつけ続けていると、耳が痛くなるんですよね。
使っているマスクがまだ沢山残っているから、新しいのを買うのは勿体無いし、なんとか手軽に耳痛を解消してマスクを使い切りたいですよね。
そんなマスクによる耳痛に、ワセリンは有効的なのでしょうか?
スポーツの時に、擦れ防止としてワセリンを使うとよく聞きます。
そこで本記事では、
・ワセリンの使用上の注意点
・お勧めのワセリンの使い方
など、この記事を読む事で分かります。
適切なワセリンの使い方も分かる様になると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
マスクによる耳痛にワセリンは効果的なのか?
マスクによる耳が痛くなる原因は、以下の2点です。
・マスク紐のゴムの収縮力による刺激
ワセリンは、それぞれの刺激に対して効果的なのか?見ていきましょう。
擦れによる痛みだったらワセリンは有効
ワセリンは、皮膚の上に保護膜をはるイメージです。
その保護膜によって擦れによるダメージを軽減させる為、擦れによる痛みならワセリンは有効的です。
ワセリン自体の効能は以下の通りです。
ワセリンとは、石油から精製された保湿剤。
肌に薄い膜を作り肌から水分が蒸発するのを防ぐ。「石油が原料」と聞くと、肌に良くないという印象がありますが、天然成分の石油を高純度に精製する事で、肌へ刺激の強い不純物はほとんど取り除かれる為、少ない刺激性で赤ちゃんから大人まで使用し易いと言われています。
ワセリンは、精製度によって色が異なるのが特徴です。
一般的に、純度の低いものは黄色味を帯び、純度が高くなるほど白色になります。精製度の高い「白色ワセリン」は医療機関でも扱われているほか、薬局・ドラッグストアでも購入可能です。
白色ワセリンの中でも特に高純度の製品は、不純物の含有率が低いため刺激が弱く、アトピー性皮膚炎の方や、肌がデリケートな赤ちゃんにも使用できると考えられています。
出典:健栄製薬
そして、マスク紐の擦れによる耳痛へのワセリン使用の有効性を以下の観点で確認してみました。
・ベトベトするのか
・人目が気になる?
痛くなくなるのか
ワセリンには鎮痛成分が入っていない為、炎症を抑える効果はないが擦れが軽減される事によって擦れによる痛みはなくなりました。
ベトベトするのか
付けるワセリンの量が多ければベトつき、少ない量であれば髪の毛にも付かず、サラサラしています。
ワセリンを手に取り、手の熱で溶かしたワセリンで少量を塗っていきます。
塗る量に関しては、何度か試してみて自分好みの量を調節して下さい。
人目が気になる?
ワセリンの量が多いとテカリが目立ちますが、少量だとテカリが少なく、目立ちません。
耳の後ろ側で人目に入りずらい箇所なので、ほとんど気になりませんでした。
擦れに対する痛みは無くなり、上記の観点から十分に効果があると言えます。
ゴム紐の収縮力による痛みだったら有効性なし
擦れの刺激とは違い、マスク紐のゴムの力による刺激だとワセリンでは痛みを軽減出来ません。
この様なゴムの力による耳へのダメージの場合は、ゴム紐が耳の掛かるところに収縮力(引っ張る力)が集中しない様にする事が効果的です。
マスクをした時の耳にゴム紐を掛けただけの状態だと、ゴム紐の引っ張る力が耳に掛かる部分の一点に集中してしまいます。
なので、耳に掛けるゴム紐の上下の力のバランスを均一にさせると良いです。
力を均一にする具体的なやり方の例として、耳とマスクのゴム紐の間に指を入れて耳をなぞる様に上下に指を動かすと、ゴム紐の力のバランスが均一になります。
もう1つの例としては、付ける前にマスクのゴム紐を軽く伸ばし、ゴム紐の力を弱まらせる事も効果的です。
あとは、そもそもの話になってしまいますが、ゴム紐の太いマスクの方が、細いゴム紐と比べると収縮力が分散して一点への力が弱まります。
ゴム紐の収縮力による耳痛回避アイテムとして、下記が代表的なアイテムとなります。
・イヤーフック
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・マスク紐用フック式ベルト
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・マスクバンド
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・即席で良いならクリップ
クリップを数珠繋ぎしてベルトやバンドの様に使用します。
ワセリンや収縮力を和らげる方法を試してもダメだったら、上記の耳痛回避アイテムを使用してみて下さいね。
ワセリンの使用上の注意点
基本的にワセリンは薬効成分は含まれてなく、抗炎症作用もありません。
また、ワセリンの副作用もほとんどありませんが、注意点としまして以下の3点に気を付けましょう。
・精製度の高い「白色ワセリン」を使う。
・なるべく擦らずに付ける。
それでは、1つずつ見ていきます。
使う前にパッチテストを行う
ワセリン使用に不安な方は、使用前にパッチテストを行いましょう。
ワセリンを少量取り、二の腕の内側に付けて、付けた箇所の肌が痒くなったり赤くなったりしないか、肌に問題が無いか確認してから使いましょう。
特に、アトピー持ちの人や、塗り薬によるかぶれ等のアレルギーが出た事のある人はパッチテストを行いましょう。
精製度の高い「白色ワセリン」を使う
ワセリンの中でも肌への刺激が少ないのは、精製度が高いものです。
精製度が高く不純物の少ないワセリンが「白色ワセリン」と呼ばれるものです。
一般的に薬局やドラッグストアでも販売されています。
特に敏感肌の人は、この白色ワセリンの中でも精製度の高いものを出来るだけ選び、使用する様にしましょう。
なるべく擦らずに付ける
手の平に取ったワセリンを手の熱で温めながら薄く伸ばし、耳の痛い箇所に付けて軽く押し当てます。
その時に、指で擦ると摩擦で皮膚にダメージを与えるので、指の位置を何度か変えてポンポンと付ける様にしましょう。
出典:健栄製薬
お勧めのワセリンの使い方
ワセリンの使い方として、
・擦れ防止
などの使い方が一般的ですが、この他に「練香水」としても使用する事が出来ます。
マスクのゴム紐が擦れる耳の裏に付ける事で、擦れによる痛み軽減と、香水としての役割も担うので、一石二鳥の使い方になります。
ワセリンを別の保存容器に適量を分けて移します。
作りたい香りの香水を数滴垂らし、好みの香り強さになるまで混ぜるだけ。
自分だけのオリジナル練香水の出来上がりです。
自分の好きな香りに癒されながら耳のケアが出来ます。
また、ハンドクリームとして使用する事も出来るで、ぜひ参考にしてみて下さい。
マスクで耳が痛い時にワセリンは有効?/まとめ
マスクによる耳の痛みは、擦れによるものとゴム紐の収縮力によるものの2点になります。
擦れによる痛みは、ワセリンで擦れを軽減させ刺激を弱まらせます。
ゴム紐による収縮力の痛みは、ゴム紐の力を均一にするか、ゴム紐を伸ばして力を弱めさせ刺激を無くすか。
または、アイテムを利用すると効果的です。
次回、マスクを選ぶ際は、ぜひ紐が太いタイプや柔らかい素材のものを選ぶ様にしてみて下さい。
ゴム紐が太いと、収縮力が分散して一点への力が弱まり、刺激が少なくなります。
あとは、ゴム紐の長さを調節出来るものにしたり、頭の後ろで固定するタイプを使い、耳を使わないマスクを使用すると「耳が痛い」という悩みから解放されますよ。
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