ペット保険は保険各社から様々な保険商品が出ていて、
調べれば調べるほど、どれが良いのか分からなくなります。
初めてペットを飼う方は、
ペット保険の事をよく知らないと思いますので
どれがいいのか決めかねている方も少なくないと思います。
基本の補償内容、保険を継続できる年齢、
特定疾患に対する免責など、注意点が山盛りです。
ペット保険の比較する際の注意点を調べてまとめました。
せひ、参考にしてみて下さい。
ペット保険の比較
犬種や猫の種類によって
かかりやすい病気やケガが異なります。
保険料だけでなく、ぺットが、かかりやすい病気を念頭に入れて
保険の約款を読み、自分のペットに適した保険を選ぶことが必要です。
1・加入条件は・ペットの年齢
加入可能年齢は保険各社で違います。
また、年齢が上がるにつれ毎年保険料は高くなります。
0~5歳は比較的安いが6才から保険料がぐっと高くなります。
そして加入が出来ても
翌年に「更新可能年齢」から外れると
強制的に解除され、補償がなくなります。
2・加入審査がある
加入の際に「告知義務」があり、
飼い主さんは保険に入るときに
持病があれば告知しなければなりません。
虚為の告知をして加入した場合、
発覚後、契約や補償が受けられなくなります。
主に、先天性異常や心疾患、フェラリア感染など
過去と現在の病気を告知します。
3・補償割合や補償範囲の特徴
ペット保険では治療内容に応じて、
「手術」「入院」「けが」で補償を分けています。
基本的に補償範囲が狭いと保険料は安くなります。
しかし保険が功をなすのは、手術した時と通院したときで、
通院の場合は少額でも回数を重ねれば大きな出費となります。
補償割合は保険各社によって異なります。
「治療費の何%を補償するのか」で、
補償率が高くなるほど保険料も高くなります。
一般的には50%~70%の補償が多く、
手術保険など補償範囲が狭いものは90%と高いです。
ですが、手術後の通院も考えると
総合的な補償がある保険も良いのかなと思います。
4・補償限度額
入院・通院・手術などの治療形態に応じて、
それぞれに「限度回数・限度日数」や保険金の「限度額」が違います。
一日に治療費が高額になる手術補償にも影響します。
犬の場合平均10万~100万位です。
通院設定日数も注意が必要です。
皮膚病やアレルギーなど長期間通院が必要な場合でも、
設定日数を超えてしまうと補償が受けられません。
通院・入院・手術の3つを合わせて年間どこまで補償金がでるのか確認します。
5・免責金額の確認
これは加入者が支払う金額です。
例えば、免責金額1万円だとしたら、
加入者はまず一万円を支払い、
残りの治療費と補償率が計算されます。
免責金額は数千円~一万円程度ですが、
一回の治療費が免責設定額を下回れば補償金は出ません。
保険が違えばこれだけ違う
加入者数の比較的多い保険会社の補償内容をまとめた表です。
ご参考にしてみて下さい。
保険会社 | 加入可能 年齢 |
通院補償額 支払限度額 |
入院補償金 支払限度額 |
手術保険金 支払限度額 |
年間補償額 支払限度額 |
アニコム | 7才まで |
医療保険40% |
医療保険40% 1日1万円まで 年間20日まで 医療保険70% 1日1万4000円 まで 年間20日まで |
1回あたり |
設定なし |
アイペット | 12才11か月まで | 医療保険50% 1日1万2000円 まで 年間22回まで |
1日 |
1回あたり |
72.8万円 |
FPC保険 | 9才未満 |
医療保険50% |
1日 |
1回あたり |
85万円 |
PS保険 | 8才まで |
医療保険50% |
1日 |
一回 |
100万 |
このように保険会社で大きな違いがあります。
FPC保険は他のペット保険会社よりも補償内容が充実していて、
犬のサイズに関係なく保険料が一律なのが特徴です。
大型犬に嬉しい内容ですね。
PS保険も内容がシンプルで保険料も安く抑えられます。
補償として、万が一ペットが事故で肢を失った場合には
ペット用車いすや装備費用10万円が支給され、
全ての補償額を合わせると最大110万円受け取れることになります。
また、セレモニー特約を付ければ
火葬費用3万円が受け取れるのも特徴です。
アニコムとアイペットも補償率は普通で補償内容は似ています。
ですが、アニコムの大きな違いは
「保険証」が発行されるので、
対応病院の窓口に提示するだけで保険金の請求が完了します。
対応病院は全国6017件です。
一般的には加入者が一度費用を立て替え、
その後に郵送請求を出してから
数週間で保険金を受け取るシステムなので
アニコムはこの手続きの煩わしさを取り除いた便利なシステムです。
アニコム対応病院検索
https://www.anicom-ah.com/
さらに、商品によっては、
医療費の補償の他にペットが他人にケガを負わせてしまったり
他人の物を壊してしまった時の損害賠償責任が生じた時に補償する
賠償責任特約がセットされた会社もあります。
ドッグランなどよく利用するのであれば、
賠償責任特約の付いた会社を選ぶといいかもしれません。
上記4社は加入者数の多い保険会社ですが、
他にも多数ペット保険を扱う会社は多くあります。
アクサ損害保険は、
獣医師による無料の「24時間ペット健康相談サービス」が用意されていたり、
ペッツベストは豊富なプランと免責を設ける事で
保険料が安く設定されています。
保険会社によって、補償内容やカバーされる割合が異なります。
各社の特徴を比較して大切なペットに合った保険を選びましょう。
まとめ
犬猫以外の動物に対しての補償がないペット保険が多い中、
アニコムの「どうぶつ健保ファミリー」は、
フェレット、うさぎ、鳥の補償がありました。
年齢も0才から7才11か月まで加入が出来て終身タイプ。
補償率50%、70%から選べますので、
うさぎを飼ってみたい筆者は
この保険を知って心強くなりましたし、窓口清算に魅力を感じています。
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