節分に食べる物って色々ありますが、いわしもその一つ!
家族みんなでヘルシーに、
塩焼き定食でも食べながら、
無病息災をお願いしたいですね。
でも、いわしの塩焼きって難しそう。
内臓ってどうやってとるのかしら?
いわしの塩焼きってどういう意味があるの!?
いわしを漢字で書くと、魚に弱いと書きますね。
この弱々しそうなお魚を、
どうして節分に食べるようになったのでしょうか?
なんだか頼りない気がしますが……。
いわしは安くて誰でも買える
昔からいわしは、安くて美味しいお魚として、
庶民のみんなに人気です。
季節の節目である節分の行事として
食べるのにも、誰にでも簡単に
手に入ったお魚なのです。
臭い!
いわしはお魚の中でも、生臭さ満点です!
私の夫はお魚大好き人間ですが、いわしは苦手です。
その臭いを
鬼が嫌うので、節分に食べるようになったのです。
これはアメリカの悪魔祓いに、
ニンニクを下げておくのと似てるような気がします。
悪魔達は、臭いものが嫌いなのですね。
煙りモクモク
いわしは脂がのった美味しいお魚なので、
焼くとモクモクと煙りが出て、凄い状態になります。
この煙りを鬼が嫌うので、
節分に食べるようになったとも言われています。
これも又、
アメリカで悪霊払いのような儀式で、
セージを燃やすのと似ていますね。
セージはものすごく煙りが出るので、
その香りと煙りで悪霊を追い出すのです。
日本でも昔からお線香をあげますよね。
それと同じ効果だと思って下さい。
柊いわし!
そして、いわしの頭をとっておいて、
柊の枝に突き刺して玄関先に飾る、
という風習があるのです。
いわしの頭のエラから目の方に、
葉っぱのついた柊の枝をグサっと突き刺して、
戸口に飾ればオーケー。
いわしの臭いと、
柊のトゲで鬼にダブルパンチ!!
という事なんですね。
この柊いわしを飾る地域は、
奈良を中心とする関西、西日本、
東海、東北だけだそうです。
いわしの内臓処理におすすめの方法とは?
詳しくはビデオを見ていただくとわかると思いますが、
包丁を使わずに手開きが出来るのですね。
大きめのボールに二つ溜め水を用意しておいて、
一つの水で綺麗に内臓を洗い流すのがコツのようです。
そして内臓処理をして小骨を取り、
開いた後は、
ペーパータオルでしっかり水分を拭き取らないと、
鮮度が落ちて美味しくなくなるそうですよ。
まとめ
いわしは丸のまま買えば、ずっと安いので、
この手開きを覚えてしまえば、経済的にも助かりますね。
いわしには、糖尿病に気をつけたいパパへのビタミンD。
骨粗しょう症が怖いママへのカルシウム。
お子さんの集中力が増し、勉強がはかどると
言われるチロシンも豊富ですので、
是非家族みんなでいわしの塩焼きを、
節分だけと言わずもっと積極的に食べて、
元気モリモリで幸せな人生にしましょう。