豆まきは、昔から節分に行われる
日本の行事です。
そんな豆まきの後は、みなさんどうしてますか?
よく、豆まきの後は歳の数だけ食べるって言いますが、
衛生的に心配になる方もいると思います。
ここでは、豆まきについてご紹介します。
豆まきの後は拾って食べるのが正解??
豆まきは、
『1年分の邪気をはらい、これからの1年の幸せを祈る行事』です。
ですので…
『豆まきをしたあとの豆を捨ててはいけません』
豆は事前に升に入れて、神棚へお供えします。
(神棚がない場合は、塩を盛ったお皿と一緒に
置いておきます。)
その後、災害や病気を追い出す為に豆をまきます。
まいた後は、豆を拾って食べると、
1年無事に過ごせるそうです。
神様へのお供え物をいただくことになりますね。
豆まきの後、家の中であっても
床に落ちた豆を食べるのは不衛生だと、
抵抗がある人もいますよね。
ですが
『床にまいた豆を食べられるくらい、いつも清潔にしておけば、
病気にならずに家族が幸せに暮らせる。』
という意味もあります。
まいた豆は、各自が拾って歳の数だけ
食べますが正式には
『歳の数+1個』です。
旧暦では、翌日の立春で
ひとつ歳をとるからだそうです。
ただの『鬼は外福は内』ではないんですね。
まいた豆が食べられるくらい床を清潔にしておく。
なんて意味もあったんですね。
私は、これも知らなかったのですが
『歳+1個』だったんですね。
これまで1個足りずに食べてました…
次回からは、+1個で食べようと思います。
拾って食べる場合の豆まきの賢い方法とは
豆まきをして拾って食べるのに、
まき散らした豆を拾うのは、なかなか大変です。
『そんな時の賢い方法』
①福豆が小袋に分けて入っているものがあるんです。
小袋に入っているので、外にまいても
拾って食べられますし、片付けも楽ちんです。
残ってしまっても、保存できるのでおすすめです。
②地域によっては、大豆ではなく落花生を
豆まきに使うそうです。
(北海道・東北・信越地方など。)
落花生の豆まきも、とても合理的です。
殻付きの大きいものを拾うので、
拾いやすく掃除もしやすいです。
味も大豆より落花生の方が美味しいので
良いですね。
その他にも
③大豆をサランラップなどで小分けにしてまく。
④小包装になっている豆菓子をまく。
⑤大豆アレルギーの子供がいる家庭では、
お菓子をまくこともあるようです。
家族で大豆をサランラップに包む
準備から始めるのも、楽しそうです。
アレルギーがあるからと、豆まきを諦めてしまわずに
お菓子でもいいと思います。
昔からある風習ですから、
代用品でもぜひ続けていきたいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
単純に『鬼は外福は内』だと思っていた人も
いると思います。
災いや病気を追い出して、
1年無事に過ごせるように豆を拾って
食べるんですね。
そして、歳+1個です。
拾う時や掃除の事、衛生面も考えて、
小包装になっているものをまくなど
工夫してしみて下さい。