お雛様を飾らなきゃと思っていたけど
なんだかんだで忙しくて気付いたら当日になっちゃった!
そんな時、お雛様を出すべきか
今年は断念すべきか迷うところですよね・・・(~_~;)
お雛様を出す時期は、厳密に決まっているわけではないのですが、
2月中旬頃の「雨水(うすい)」の時期に出すと
良縁に恵まれると言われていることから
その時期を選んで出す人が多いみたいですね。
あとは大安の日を選んでとか・・・
しまう時期は早くしまわないと、お嫁に行くのが遅れるという話をよく耳にしたと思いますが、迷信に過ぎないという説が有力で、それよりも季節の変わり目の日である「啓蟄(けいちつ)」の日(3月5~6日頃)にしまうべきとか、遅くとも3月の中旬ぐらいまでにしまうべき、というのがよく言われていることのようです。
それで結局のところ
お雛様を当日に出すのはやっぱりよくないことなのか・・・
だとしたらなぜよくないのか・・・
この点について詳しく調べてみました☆
お雛様を当日飾る!アリかナシか?
お雛様を当日飾ることは、いいか悪いかでいったら
やはりあまり良くないことのようですね。
お正月飾りとかでも言われている前日や当日に慌てて飾るのは
「一夜飾り」といってあまり縁起が良くないとのことからです。
あとは、前日に準備するという行為は
葬儀の時と同じであることから
やはり縁起が悪いとの考えがあるようです。
でもありかなしかでいったら、雛人形のメンテナンス面から言うと、
当日であろうと何であろうと年に一度出して
風通しを良くしてあげることの方が大切なので「あり」ということです!
つまり、縁起面では「なし」だけど、雛人形のためには出さないよりはいいということで
「あり」ということができると思います!
お雛様を当日飾る時はいつしまえばよい!?
「早くしまわないとお嫁に行くのが遅れる」という迷信を信じて、
雛祭りを終えたら慌てて片付ける方が結構いるようです。
この迷信を気にするなら
当日に出したらすぐしまわなきゃいけない感じに
なってしまいますよね(^^;)
でも慌てる必要はありません。
雛人形は3月中旬ぐらいまで出しても問題ない
という意見の方が実は一般的です。
せっかく出した雛人形をすぐにしまうのはもったいないので
当日出した場合でも人形の風通しを良くするためにも
1週間くらいは出しておくようにしましょう。
その方が雛人形も喜びますよ!
さらに雛人形のメンテナンス面から考えると、慌ててしまうことよりも
「乾燥した天気の良い日に人形のホコリをきれいに落としてからしまうことの方が大切」
とのことです。
当日飾って一週間くらい過ぎたら、
人形のために天気の良い日を待ってしまうようにしましょうね。
まとめ
雛人形を当日飾ることについては、
・縁起の面では「一夜飾り」となってしまうので良くない。でもメンテナンス面では出さないよりは出した方がまし。
・しまう時期もメンテナンス面から考えて1週間くらいは飾ってからしまうようにする。
ということです!
迷信や縁起ばかりを気にして、
雛人形をダメにしてしまっては元も子もありませんしね(^▽^;)
もし出したりしまう時期の縁起が悪くても、
人形を大事にするためであったら
バチも当たらないんじゃないかと個人的には思います(^^)
まぁ一番は余裕を持って2月の中旬くらいに出して、
雛祭り過ぎた天気の良い日に速やかにしまうというのが
縁起的にもメンテナンス的にも理想的なのかな
とは思いますけどね。
もともと数ある迷信も「人が規律正しく物事を行うように」との教訓めいたものから来ているもののようなので、いつでも余裕を持って行動できるように、雛人形の飾りつけも余裕を持った早めの準備が肝心かなと思います(*^^)v