筍大好きなのですが、あく抜きするのが面倒で、ついつい水煮を買ってしまいます。
ですが旬の新筍をもらったら、あく抜きして美味しくいただきたいですね。
そこで、大根おろしを使う、簡単なあく抜き方法を見つけました!
筍の下処理に大根おろしがおすすめの理由とは?!
何故大根おろしで、筍のあく抜きができるの?
大根おろしはアルカリ性なので、筍のえぐ味成分を中和させてくれます。
さらに大根に含まれる消化酵素が、えぐ味を分解してくれます。
大根おろしであく抜きするメリットは?
重曹や米ぬかでのあく抜きの場合は、手間がかかり時間も長くかかりますが、
大根おろしを使うと約1時間であく抜きができ、自然の食物を使うので安心です。
注意点はある?
大根の酵素は熱に弱いので、常温であく抜きして下さい。
あく抜きした後は大根おろしの味がしますが、煮物や和え物で味付けすると気にならなくなります。
大根おろしを使ったあく抜きの方法とは?!
・大根おろしでの筍のあく抜き方法
中くらいの大きさの筍半分
大根おろし汁 →200ml
水→200ml
塩→4g
セラミックかプラスチックの大根おろし器を使って、大根をおろして汁をとっていきます。
大根おろし汁と同じ量の水をボールに入れて、その1%の量の塩を入れます。
筍の皮をむいて、調理する大きさにカットします。
大根おろし水にカットした筍を入れて、約1時間つけます。
筍の皮ってどこまでむいたら良いの?
私も初心者の時は、良く疑問に思ったものです。「え?こんなにむいても良いの?」
と思うほど、小さくなりますよね。
筍に切り目を入れて皮をむいていきます。その時にパラパラと、何枚かむけてくるものもありますが、気にしないでください。
だんだん皮の色のような茶色から、薄い黄色になってきたらそこでとめて大丈夫です。
筍の根元のブツブツの部分は、苦い時があるのでこそぎ落としても良いでしょう。
旬の筍の美味しいおススメの食べ方を紹介!
筍のグリル焼き
筍をあく抜きして、茹でておきます。
4分の1にカットします。
油大さじ1と、塩小さじ半分を良く混ぜます。
筍を油と塩にまぶします。
魚焼きグリルにホイルをしいて、表面を中火で10分、裏面を3分焼いて出来上がり!
焦げ目がつくくらいが、グーです。
これで焼いた筍は、そのまま食べてもポン酢などで食べても美味しいですよ。
それにたくさん焼いたら、うどんやおそばの上に飾っても良いですね。
筍のバター醤油
筍はあく抜きして、茹でておきます。
筍を薄切りにして、オリーブオイルで色が付くまで焼いていきます。
バター10g、醤油大さじ1とみりん大さじ1を加えてあえます。
削り節やネギを散らして、出来上がり。
まとめ
筍は新しくて若いのが手に入ったら、とても美味しいので色々なお料理に使いたいですね。
基本の煮物や、筍ごはんも美味しいですし、サラダにしてもシャキシャキっとしてお箸がすすみますよ。