満員電車が嫌いです。
東京メトロ東西線、この路線は通勤ラッシュがとにかくすごい事で有名です。
下手すると乗れません。身動きが取れず、呼吸するのが一杯です。
「人との距離」や「体が押しつく」とかそんなレベルではありません。
前後左右から常に押される、こんな感じです。
多くのサラリーマンにとって避けて通れぬ「満員電車」。
逃れようのない通勤地獄に辟易としている人たちの現状を踏まえ
回避できる策をご紹介します。
片道1時間の通勤だとしたら月に40時間、年間に換算すると丸20日。
決して短くない通勤ラッシュ時の満員電車に乗った際のストレスは、戦闘機のパイロットや機動隊の臨戦待機の隊員より高い。
比喩ではなく、本物の戦場並みのストレスを強いられているそうです。
満員電車に体をねじ込み、キャパシティを大きく凌駕した乗客を詰め込んだ電車が毎朝いたるところで走っています。
残念ながら通勤時間ピーク時では、どんな工夫を用いても混雑を避ける事は出来ず、便利な裏技もありません。
時間をずらしてピークの時間帯を避けるか、
または混雑の少ない路線に住むことです。
しかし、乗る電車の選び方、乗る車両の選び方、乗る位置の選び方で多少のストレスを軽減できる方法があります。
・他社線との直通運転がない電車や途中駅止まりの電車を選ぶ
・改札や階段などから遠い場所を選ぶ
・女性専用車の運行時間が終わった直後の女性専用車だった場所を選ぶ
直通運転のない電車を敬遠する傾向が多いので、直通運転がない電車は混雑度があまり高くないように見えます。
始発駅と終着駅で改札の位置が真逆の場合は、
終着駅の改札側を避けるように選びます。
例えば、京王井の頭線で渋谷に向かう場合は渋谷寄りの車両を避けて吉祥寺寄りを選ぶほうが、大混雑が少ないはずです。
女性専用車両は編成の先頭または最後尾に配置される傾向がありますが、
そういう場所は駅での乗り降りの利便性があまりよくないことがあるので、
あまり混雑しづらい場所だったりします。
また一部の路線では女性専用車の方が特定の駅で多く降りる場合もあるように思えます。
何が言いたいかというと、結局は、他の人とは違う行動を意図的に取る事だと思います。
通勤ラッシュに苦しむ時間を生涯で換算すると○○時間になる!?
皆さんの通勤時間はどの位かかっていますでしょうか?
東京都に通勤している人の平均の通勤時間は片道約一時間と言われています。
一日のうち通勤に使っている時間は往復2時間となります。
約40時間を通勤で使っていることになりますが一生涯の通気時間はどのくらいでしょうか。
厚生労働省が発表している就労条件総合調査結果の概況によれば、一年間の休日は平均で113日と言われています。この数値で一年間の通勤日数は、
365-113日=252日
先ほどの通勤時間2時間を掛けると
252日×2時間=504時間
504時間÷24時間=21日
1年間で21日も通勤に時間を使っているといえます。
定年60才とすると、60×21日=1.260日、3年165日も通勤に費やすことになります。
窮屈で孤独な満員電車の中で過ごす「何をするでもない空疎な時間」、
隙間時間を埋めようとポケットからスマホを出したいが、
ラッシュアワーの中では身動きが取れず、それすら行動もとれないのが現実。満員電車での通勤にうんざりします。
ピーク時間帯に近いほど、電車の徐行運転や、停止信号により遅延が生じていると思います。
遅延が発生すると、会社に間に合うのか不安になり大きなストレスになります。
当然遅延した電車は、次の駅でも乗車してくる人の人数が尋常ではありません。
これらを回避するためには早起きして、ピークを避けなければ解消はされません。
人間は目覚めてから2時間くらいを「黄金時間」このゴールデンタイムをいかに活かすかが、
人生をどうやって充実させるかという意味で非常に大きなポイントになると脳科学者が言っているのを聞きました。
最近は、満員電車の通勤を避け、バスや自転車通勤者が増えてきました。
自転車通勤者の多くの声は、電車で50分ほどかけて通勤していたが、
「自転車でも35分で通うことができる。」
都内なら自転車の方が意外と早く移動が出来るそうなんです。
身動き取れず、呼吸するのがやっとの電車に1時間も無駄に使うなら、
自転車や他の手段を考えるのも健康衛生上に良い事かもしれません。
バス?自転車?通勤ルートをもう一度見直してラッシュ回避!
上記で述べたように通勤ラッシュで受けるストレスは、臨戦態勢に入った戦闘機パイロットや機動隊の隊員より、ジェットコースーターが落ちる寸前の2倍以上と計算される。
とあるイギリス心理学者が研究発表しています。
この過酷ストレスから回避できるのが自転車通勤です。
バスに揺られる不快な時間を無くすことはメンタルヘルス上かなりのメリットがあります。
肌寒いときなどは面倒に思えますが、
「会社で嫌な事やストレスのたまることがあったとしても、ペダルをこいで、身体を動かすことで、不思議とストレスはどこかへ無くなってしまうものだ」と自転車通勤20年の人が言っていました。
帰りの満員電車に乗る事を考えると雲泥の差です。
それに自転車通勤は 電車の待ち時間、乗り換え、徒歩の時間のロスがないのです。
最近では、ロードバイクスーテションが都内に急増しています。
荷物を預けるロッカーと自転車でかいた汗を流せるシャワーが完備された駐輪場およびバイクラック施設の事です。
それだけ自転車通勤の需要が高まってきたといえます。
会社の近くで安全に自転車を保管できれば、通勤方法を自転車に変える事も選択肢の1つになりますよね。
参考までにロードバイク駐輪場とシャワーを利用できる施設を少しご紹介します。
B-box 新宿駅東南口自転車駐輪場
新宿駅前の駐輪場は、管理人在中で、自転車をBOXに保管して外から鍵をかけるので
安心です。
デラピスタ 麻布 六本木一丁目駅
シャワー・ロッカー・駐輪場を備えた自転車屋です自転車安全整備士がいるので、メンテナンスもできます。六本木一丁目あたりに通勤の方に便利です。
バイクラン
MARUNOUCHI Bike&Run(マルノウチバイク&ラン)は東京都千代田区にあるランニングステーション(ランステ)。丸の内線からは直結のビル1階。駅近で通いやすい場所にあります。
皇居が近いため、景色を堪能するには最適です。ロッカーは男性88扉、シャワー5室
ヒビヤライド
友人管理のもと、室内ラックに保管できるので安全性が高い。シャワー、更衣室完備。117台収容と大型施設です。
ペダリスト
ウェブ上で利用申し込みから料金の支払いまでできる月ぎめ駐輪場サービス、個人ロッカーやシャワー、自転車のメンテナンスツールを備えている。
渋谷区、赤坂、水道橋、東京都庁など都内にどんどん拡大し、都内の遊休地を利用して
今後も拡大するようです。
というように、都内に現在も急速に自転車通勤者が増大しているのが分かります。
苦しいラッシュアワーから抜け出して、朝の黄金時間を有意義に送る事も豊かな人生を送る一部ではないでしょうか。
しかし、デメリットもあります。
生身の状態で乗るので車や電車とは違った危険性があり、身体的外傷を受ける可能性が高くなります。
しかし、ルールを守って安全を意識すれば、朝から受けなければいけないストレスから回避ができるのではないでしょうか。
まとめ
早朝からオープンしているカフェを探して、食事することもできます。
帰り道では、足を延ばして、ネオンで照らされた街を走る事も出来ます。
解放された時間を感じることが出来るのが自転車ではないでしょうか。