家庭菜園をされている方が最近増えていると思いますが
植物や野菜を育てるのはなかなか簡単ではないですよね。
けれどやっぱり自分が育てた野菜などが育って、
それを収穫して…
食べることができたら楽しいし
それが醍醐味ですよね。
そんな中、
「育つはずのズッキーニの実がなぜかつかない!」
原因がわからず困った。。なんて事が・・・
それはもしかして’つるぼけ’と呼ばれるアレが原因だった??
その’つるぼけ’が一体なんなのか調べてみました。
ズッキーニのつるぼけってなに?
まず、つるぼけとは一体どういうことを言うのかというと
植物に葉っぱや蔓ばかり生えてしまって
花が咲かなかったり、花が咲いても実がつかなかったり
することを言います。
その原因として、
- 肥料の与え過ぎ
- 窒素過多(窒素は主に肥料に含まれている要素で、葉や枝や蔓を伸ばすために使われます)
- 水分のあげすぎ
- 日光不足
- 風通しが悪い
などがあげられます。
因みに、スイカやメロン、カボチャなど
蔓ものの野菜の場合も同様
蔓や葉っぱが茂り過ぎて、着果が妨げられることを
つるぼけ現象と呼ばれています。
ズッキーニはウリ科の植物で、根が浅く乾燥しやすいので
水やりは土が乾いたら、こまめに行った方が良さそうです。
肥料も1ヶ月に1回はひとつかみ分を
必ず与えましょう。
と、簡単に説明致しましたが
この上記の水やりや肥料も与えすぎると
根腐れしたり、葉っぱばかり茂って花が咲かなかったり
→ 結果つるぼけを起こしてしまいます。
では、
ズッキーニがつるぼけしてしまったらどうする?
葉が生い茂り、全く実がなる気配がなければ、
与えていた肥料を一旦お休みしましょう。
追肥を与えず、そのまま様子を見ながら
溜まっている肥料分を消費させます。
また、水分をコントロールしながら
肥料の効きを調整します。
生育が落ち着いてきたら
実がなってくるようになるようです。
あとは、ツルの状態を見てツル先の方が高く持ち上がっていたり、
節と節の間が20cmほどあいていたり、すごく太かったり、
葉っぱが濃い緑色だったりしたら
この草勢を弱めるためにツルを摘みましょう。
ツルを摘んだりカットしたりするのは
案外ドキドキしますが(私はバジルですら、どこを切るか迷ってしまいます…)
もちろん実のつく「大事な子ツル」は残して、「孫ツル」を思い切って摘みます。
そして、ツル先の立ち上がりが弱まるまで
様子を見ます。
ここまでやったら応急処置が完了です。
あとは実がなるのを祈るのみ!
たくさんの実がつくといいですね。