花火は夏の風物詩。
特に日本では伝統的に親しまれ、
花火は日本の心
なんて言われ方もよくされていますね。
でも、人によって物の感じ方は様々。
中には
花火の良さがわからない・・・
という人だっているわけです。
花火で感動しないってどういうこと!?
毎年夏に開催される花火大会は、車も人も大賑わいの大反響。
隅田川や長岡など大きなものは、ニュースで中継されるほどの注目度。
お祭りに打ち上げられる花火も人気が高いので地域の活性化に一役買っているよう。
多くの人が支持すればするほど、良さがわからない人が異端に見られることに。
実際、みんなが
「よかったね~」
と絶賛しているときに、
「花火ってどこらへんで感動するの?」
なんて言ったりしたら、雰囲気もぶち壊すこと間違いなしです・・・
かといって、家族や友達に誘われたら、
花火では感動しないから見に行きたくない
なんて断るわけにもいきません。
実際、花火の良さはあんまりわからないけど人に合わせている、雰囲気だけでなんとなく楽しんでいる、という人も結構いるようです。
花火に限った話ではなく、感動を人と共有出来ないということはとても辛いことです。
花火で感動しない理由は何かある!?
家庭用の手持ち花火や打ち上げ花火は、花火そのものの美しさよりも、
場の雰囲気を盛り上げる物、思い出作りに
ととらえている人が多数。
じゃあ、大きな花火で感動出来ない人がいるのは何故でしょうか?
考えられる原因①
人の多さが気になる・騒がしいのが苦手
花火がどうとかいう前に、人が多い場所にいるだけでストレスを感じる人がいます。
花火が打ちあがる気持ちのいい音も、大きな音が苦手な人は怖いだけ、という意見も。
また、行き帰りも車が込み合う・電車も人が寿司詰め状態になるのを考えると花火なんてどうでもいい、という意見も。
考えられる原因②
どれも同じ花火に見えてしまう
花火大会の花火は、お花型になっていたり、土星型になっていたりと、見る人を飽きさせないように色々な形のものが用意されています。
大きさも色も工夫が凝らされているわけですが、みんな似たようなものに見える、という意見も。
確かに綺麗だけど、一度見たら別に次見たって感動しない
毎年毎年見に行きたいと思わない。
という意見ですね。
<対処法>
・場所取りを考えてみる
どんな大きな花火大会でも、人が少なめで花火も綺麗に見える穴場スポットというものがあります。
大会に合わせて近くの旅館やホテルに予約を取り、部屋からじっくり見る、という人も。
混雑から逃れれば、花火そのものの良さを堪能できるかも?
・花火の種類を意識してみる
花火には、
大会の中心となる大輪の‘‘割物”
小さいものが八方に散る‘‘小割物”
割れた玉の中から星などの仕掛けが出てくる”ポカ物”
など、種類も沢山。
また、花火の色は、
赤は炭酸ストロンチウム
黄はシュウ酸ナトリウム
青は酸化銅
を燃やした時に出る色。
空で化学反応が起きている!
と思うと、漠然とした凄さに少しは感動できるかも?
花火の何がいいの!?
と疑問に思う人は、花火が見える仕組みなど、他の見方をすれば少しは楽しめるかもしれませんよ。
まとめ
花火に限った話ではなく、うまく流行に乗れなかったり、人と違った意見を持ちながら生活するのはとても苦しいこと。
もちろん、多くの人が感動するものに感動出来ない人は感性が低い、というわけでもありません。
ただ、人は案外“何となく” 感情に流されているところもあります。
次の花火大会では、別の視点で見てみてはいかが?
もしかしたら少しは感動できるようになるかもしれません。