あさりと言えば、お味噌汁や酒蒸し、パスタなど
色々な食べ方を楽しむことができる
貝好きにはたまらない春の味覚ですよね(^^)
そんなあさりですが、やはり怖いのは
食中毒などの被害です。
特にあさりは、5~7月頃の
食中毒が起こりやすくなる時期に、旬を迎えますので
十分な注意を払いながら
おいしくいただきたいものです。
そこで、あさりを食べる際に気を付けたい食中毒を防ぐ方法や
臭いのあるあさりを食べたら、食中毒の危険性があるのかについて
詳しく調べてみました☆
あさりのにおいと食中毒の関係!?
あさりが腐ると、かなりの悪臭を放つと言います。
正直食べられたものではない、という意見が多数なのですが
仮に食べてしまった場合
食中毒の可能性はあるのでしょうか?
結論からいうと、可能性はゼロではありませんが
基本的に食中毒の原因のウイルスが付着したものは
見た目やニオイに変化がないということですので、
ニオイと食中毒の因果関係はないと考えられます。
腐ったあさりを食べて、下痢などを起こしたら
それは明らかに「悪いものを食べたから」ということで
自己責任となると思います(笑)
食中毒の場合は
あさりに食中毒の原因菌が付着していたことが
見た目やニオイでは分からずに
食べてしまったことにより起こるものです。
同じ下痢などの症状でも
原因が違うということになりますね。
どういうあさりを食べると食中毒になる?
あさりの食中毒には種類が色々あるのですが
一番多く起こる可能性があるのは
「ノロウイルス」による食中毒です。
ノロウイルスによる食中毒は
あさりを生や半生の状態で食べた場合に
起こる可能性が高いです。
ノロウイルスは、85℃以上で1分以上加熱すれば死滅する
ということですので、よく火を通したものを
食べるようにしましょう。
しかし、ノロウイルスと同じように加熱しても
死滅しない菌が存在します。
それらをまとめて貝毒と呼ぶようです。
貝毒による食中毒は
重篤化する可能性が高いものが多く
とても危険です!
貝毒について簡単に説明しているサイトを
載せておきますので参考にしてください
↓↓↓
『貝と食中毒の関係は?』
…加熱しても死滅しないんじゃ、防ぎようがない!
と思われるかも知れません。
ですが、ご安心下さい!
あさりを扱うお店や、潮干狩りを行う管理者は
貝毒が存在しないか、事前に必ず検査を行っていますので
市場に出回ったり、潮干狩りで貝毒に汚染したあさりを手にしたりする可能性は
極めて低いということです(^^)
しかし、例えば潮干狩りの許可が下りていない場所で
獲ったあさりなどは、貝毒に汚染されている可能性があります。
なので、潮干狩り以外の場所で獲ったあさりは
むやみに食べないようにしましょう。
まとめ
あさりと食中毒について説明してきました!
気を付けるべきことは、
・あさりを食べる際は、ノロウイルスを防ぐために85℃以上で1分以上加熱するようにする。
・潮干狩り以外の場所で獲ったあさりは、貝毒に汚染されている可能性があるので口にしないこと!
ということです。
あとは食中毒ではないですが
明らかに鮮度が落ちて腐ったと思われるあさりは
食べないようにしましょうね。
食あたりを起こす可能性がありますし
…そもそも、おいしくいただけないと思いますので(^-^;
食中毒に気をつけながら
旬のあさりを存分に楽しんでくださいね!