手芸店に行くと色も図柄も種類も大きさも
様々なワッペンやアップリケが売っています。
縫い付けなくてもアイロンや布用ボンドで
接着できるなど使い方も手軽で、
シンプルな服のちょっとしたワンポイントに
利用している方も増えています。
でも!ワッペンやアップリケではなく自分で刺繍、してみませんか?
服の刺繍は簡単にできる!その手法とは?
刺繍をはじめるのに必要なものはそう多くありません。
布・針・刺繍糸と布を張る枠があると便利です。
そして、一言で刺繍と言ってもいくつか刺し方がありますのでご紹介します。
・ランニングステッチ
なみ縫いと同じ様に刺す方法。点線。
・バックステッチ
本返し縫いと同じ様に刺す方法。直線を表す。
・クロスステッチ
一目ごとに糸を×印に刺していく方法。
・ロング&ショートステッチ
色鉛筆で色を塗るように縫い目の長さを変えて刺していく方法。
服の刺繍の簡単なやり方を紹介
お裁縫はあまり得意ではないと思っている方が
気軽に刺繍を楽しみたいなら
先ほどご紹介したランニングステッチやバックステッチを使って
洋服のえりや胸ポケットなどに一筆書きでできるような簡単な図柄
例えばハートや星、犬や猫などの動物のシルエットを
刺繍してみるのはいかがでしょうか。
たったひと手間で、オリジナル感も高級感も増してくると思います。
小さなお子さん用におすすめしたいのは、
小さめの布に刺繍して100円ショップで売っている
くるみボタンキットと組み合わせ
世界で一つだけのくるみボタンを作ってみてください。
出来上がったくるみボタンに、
ヘアゴムを通せばオリジナルヘアアクセサリーに
レッスンバックや上履き入れなどに目印としてつけることもでき
とてもおしゃれです。ぜひ試してみてください。
まとめ
思い出してみると私が幼稚園児だった数十年前、
園服や遊び着にはまだ字が読めない私のために
母が目印に刺繍をしてくれていました。
私が描いた女の子の絵やチューリップを図案化し
丁寧にロング&ショートステッチに仕上げてくれました。
弟たちの時もそれぞれカブトムシや車、ロボットなどを
私たちが眠った後に刺してくれたのだと思うと
親になった今、改めて母の愛情を感じます。
それに比べて私は、毎日ガミガミうるさく叱ってばかりなので、
たまには子供たちのマスクにワンポイント、何か刺繍してみようと思います。
オニババみたいなママだけど、愛情もあることを感じてもらえると期待して。