冬場の暖房器具としては、エアコンや石油ファンヒーターなどがメジャーですが、
温水ルームヒーターというモノがあるのをご存知でしょうか?
温水ルームヒーターとはどういうものかというと、熱源機となる室外機で温水を作り出し、その温水をホースで室内の温水ルームヒーターへ送り、そこに風を当てることで、温風が生み出されるという仕組みです。
温められる水は不凍液となっているので、凍結などの心配もなく、作り出される温水の温度は80~90℃、室内へ出される温風の温度は60~70℃となっているので、穏やかな温かさを感じることができます。
そこで、温水ルームヒーターに興味をお持ちの方のために、温水ルームヒーターのメリット・デメリットについて、詳しく調べてみることにしました!
温水ルームヒーターのメリットとは!?
温水ルームヒーターについて調べてみると
多くのメリットがあることが分かります。
具体的なメリットは以下の通りです(=゚ω゚)ノ
・室外機での燃焼となるため、部屋の空気が汚れず安全性が高い。
・穏やかな温かさなので、部屋が乾燥しすぎず結露も出にくい。
・温風が足元から温めてくれるので部屋全体が温かくなりやすい。
・室内の温水ルームヒーターは、温水コンセントと呼ばれるものに差し込めば、どこの部屋でも使用でき、使わない時期は取り外して片付け可能。
以上のように、安全性が高くて乾燥の心配も少ないことから
小さいお子さんがいるご家庭などで
検討される方が多いようですね(*^^*)
温水ルームヒーターのデメリットとは!?
いいところばかりのような気がしてくる温水ルームヒーターですが、
残念ながらデメリットもいくつかあります(*´Д`)
それでは温水ルームヒーターのデメリットをご紹介しますね。
設置には工事が必要!
熱源機の設置と温水コンセントをつなぐ工事が必要となるため、
賃貸物件やマンションなどでは設置できない可能性があります。
また、新築時での設置が基本ということで、
後付けの場合も熱源機の設置場所など
色々考慮しなければいけないことがあります。
コスト面でお得感があるとは言えない
上記のように設置には工事が必要となるので
それなりの費用がかかります。
また室外に置くことになる
熱源機の費用がなかなかの高額となっているようです…。
ランニングコストについても、ガスにしても灯油にしても
広く使われているエアコンの電気代や
石油ファンヒーターの灯油代と比べて
だいたいが高くなってしまうということです。
特にご自宅がプロパンガスの場合は
かなり高額になってしまうということなので注意が必要です(~_~;)
熱効率が悪く、温まるまで時間もかかる
温水を作ってから温めるという方式のため
熱効率は悪く、どうしても温まるまで時間がかかります。
これにはタイマーをセットして
事前に温めておくという対処の仕方がありますね。
以上がデメリットですが、コスト面で難ありとなると
ちょっとしり込みしてしまうことになりますよね・・・(^^;)
認知度もあまり高くないようなので、
安い商品や使用しやすいガス等のプランが出ていない
というのも一因かもしれません。
まとめ
温水ルームヒーターのメリットとデメリットについて
ご紹介してきました!
機能的には申し分のない温水ルームヒーターですが、
コスト面ではエアコンや石油ファンヒーターより
見劣りしてしまう印象となりましたかね(;^ω^)
それでもエアコンの乾燥がどうしても苦手という人や
室内で灯油を扱うのがイヤという人には
受け入れられているようです!
使用感についての評価はかなり高いようですので、
気になる方はコスト面について
深く比較検討してみるのがよいかと思いますね( ^ω^ )