著者は両親を亡くしているので、喪中ハガキを出した経験がありますし、
親戚の叔父なども亡くなっているので、
喪中ハガキをもらった事も何度もあります。
日本国民はとても思いやりのある人種ですから、
相手に失礼にならない対応をしたいとお思いですよね。
それでは、喪中ハガキを受け取った時の対応などについて、
見ていきたいと思います。
喪中の挨拶がハガキで届いた時は、どうすればいい?
もちろん「年賀状は送らない」というのが、常識ですよね。
その他にも、親しいお友達やご近所の方だったら、
自分の気持ちを表す為にも、「喪中見舞い」の
ハガキを出す事をおすすめします。
私の家でも、喪中ハガキを出した後に、喪中見舞いを頂いた時は、
「わ〜、こんなに私と同じように、悲しみを分かち合ってくださっている」と
涙が出るほど感動したものです。
喪中の方にハガキで挨拶をする場合に、何を書くのがスマート!?
亡くなられた事を知らなかった場合の文例
「喪中お見舞い申しあげます。
〇〇様がご逝去のこと、存じませず、
お悔やみの言葉も申しあげずに、失礼いたしました。
遅れてしまいましたが、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
服喪中であられますので、年頭のご挨拶は遠慮させていただきます。
ご家族様には、お力落としのこととお察ししますが、
穏やかな新年を迎えられますようお祈りしております。」
このように、喪中ハガキを受け取ったお礼と、
ご不幸を知らなかったお詫びなどを、相手側に伝えましょう。
普通の文例
「喪中お見舞い申しあげます。
このたびは、ご挨拶状ありがとうございました。
服喪中であられるので、新年のご挨拶は遠慮させていただきます。
まだまだご家族のみなさま、悲しい日々が続いていると思いますが、
どうぞお体に気をつけられ、新しい年をお迎えください。」
このような感じで、喪中ハガキをいただいたお礼と、
新年の挨拶を遠慮させていただくという事を、お伝えしましょう。
品物を添えての喪中見舞いを送る場合
今はハガキだけではなく、品物と一緒に送る方法も、
ポピュラーになってきています。
上記のような文例に
「心ばかりではございますが、お線香(お花)を送らせていただきました。
ご仏前にお供え頂けますと、幸いと存じます。」
などと加えれば、相手の方も喜ばれるでしょう。
まとめ
この気持ちの品物ですが、私が両親の時にいただいて助かったのは、
やはり必ず使うロウソクとお線香のセットのような物です。
あと、故人が好きだったものでも良いですよね。
日持ちのするお菓子の詰め合わせだったら、
お客様が来られた時のお持たせにも、助かります。
そしてお花は、定番でしょう。
このような悲しい時にこそ、相手の優しい気持ちが伝わってくると、
本当に胸が熱くなるくらい嬉しいものなのです。