正月飾りには門松やしめ縄、しめ飾り、
鏡餅など様々なものがありますが、
皆さんは何を飾っているでしょうか?
今は昔に比べてこうした飾りをきちんとする人は
少なくなっていると思いますが、ちょっとでも
お正月の雰囲気を出そうと玄関飾りだけは
毎年しているという人もいますよね( ^ω^ )
玄関先を華やかにしようと、立派なものを
購入されたときやお気に入りの飾りだった場合、
「今年だけで終わってしまうのはもったいないな…」
という気持ちになる人も多くいるみたいですが、
やはり使い回すことはあまりよくないことのようですね・・・
そこで、正月飾りの使い回しを
しない方がよい理由について、見ていきましょう☆
正月飾りを使い回ししない方がよい理由とは
正月飾りは、その年家をお守りいただく
「歳神様(としがみさま)」を迎えるために飾るものです。
年末の30日までに飾り(31日に飾るのは
一夜飾りといってよくない)、新年の
7日まで飾ったら外して、15日ごろに
神社で行われる「どんと焼き」に出すのが
正式な方法のようです。
歳神様を迎えるために正月飾りを飾るという風習は、
毎年新しい神様を迎えためのものですので、
使い回すことは新しい神様に対し
お古を使うことになってしまい、
失礼に当たり縁起がよろしくありません(~_~;)
でも、正月飾りという縁起物としてではなく、
単なるお正月の雰囲気を出すインテリアとしてとらえるならば
使い回しても問題はないと言えそうです・・・(^^;)
あくまで飾る人本人の認識の問題ということですね~
縁起を気にされるようなら、使い回しはタブーとの
認識を持って毎年新しいものを準備するようにした方が
絶対良いということです!
正月飾りを使い回ししない場合の正しい処分方法とは
では、使い回ししない場合の処分方法について
正式な方法とはどのようなものなのでしょうか?
先ほども述べたとおり、7日まで飾ったら
神社で行われる「どんと焼き」に出すのが
正解だそうですが、環境に配慮して
どんと焼きを行わない神社も
多くなっているようですし、神社が
近くにないという人は困ってしまいます・・・
そうした場合、どんと焼きを行っている神社を調べて
どんと焼きが行われる日までに持っていくか、
中には問い合わせて郵送したりという人も
いるみたいですが、なかなか難しいですよね(^-^;
気は引けるとは思いますが、最終手段として
ゴミに出してもOKだそうです。
ただし、生ごみと一緒にしてポイっということは避けて、
お飾りを半紙などで包み、清め塩を同封して
捨てるようにするとよいとのことです。
どうしても気が引ける場合は、
どんと焼きの日を過ぎても受け入れてくれる
神社もあるそうなので大きめの神社を中心に
調べてみるのがよいです。
まとめ
正月飾りの使い回しや処分方法についてまとめると、
・使い回しは縁起が悪いため基本NGだが、
最終的には個人の判断による。
・処分するときは、なるべく神社での
どんと焼きに出すのが正解だが、
無理な場合は最終手段として丁寧に包んで
ゴミとして処分してもよい。
ということになりますね(^^)
マナーはマナーとして頭にいれておきながら、
状況によっては個人の判断で
神様に失礼のないようにとの気持ちを持っていれば
いいのかな…というのが私なりの結論ですね( ˘ω˘ )
昔ながらの習わしも、時代と共に
正式な方法で行えない場合も増えてきていると
思いますので、無理のない範囲で
神様をお迎えできればいいのかなと思います☆