私はむかし海外で生活したことがありますが、その家にはエアコンというものがなかったので
壁に取り付けられた、 セントラルヒーティングと呼ばれる
オイルヒーターに似た形状の暖房器具で冬を過ごしていました。
洗濯した後の濡れた洗濯物などをそこに掛けて乾かせるし、
お部屋の乾燥を防ぐのに大変便利でした。
セントラルヒーティングは、鉄板の中に水が入っていて
ボイラー(ガス)のスイッチ一つでその中を通る水を温水にし、
鉄板を暖めて、それがお部屋全体を温める、という仕組みになっています。
それと同じような原理で使われるのがオイルヒーティングです。
デロンギなどが有名ですよね。
電気で鉄板の中のオイルを暖めて
そのオイルがまわってパネルが暖まって
室内へ放熱する仕組みです。
私の友人は大昔、なぜか旅行先のニューヨークで購入し
手持ちで持って帰ってきたのを見て、なんとおしゃれな。。
と、思ったのを思い出します。
けれども、やはり電気を使う暖房機だし
つけっぱなしじゃ光熱費がかかるのでは??
と思ってしまいますよね。
その不安にお答えしましょう。
オイルヒーターの付けっ放しは光熱費が高くなる!?
やはり、つけっぱなしは消費電力がかかるため
光熱費は高くなる可能性は高いです。
エアコンと同様に運転開始直後、
稼働してから設定温度へ温度を上げている時が
一番電力を消費しやすく、特にオイルヒーターはエアコンに比べて
暖かくなるまでに時間を要します。
そのため、室内の設定温度を高めに設定してしまうと
そこの温度をただキープするダラダラ運転となってしまい、
結果どんどん光熱費も上がっていくわけですね。
オイルヒーターの付けっ放しにメリットはない?
エアコンと違ってオイルヒーターの良いところといえば、
風が出ない暖房機なのでホコリがまわず、
火災や、やけどなどの心配が比較的少ないので
お子さんがいても安心。
音が静かなのもストレスがなくていいです。
タイマーで長時間の使用を制限したり、
エコモードなどを使って設定温度を低めに設定し、
温度の上がりすぎに気をつければ、それほどの電力を消費をせずに
オイルヒーター自体のメリットを活かせるのではないでしょうか。
また、エアコンで先に一度部屋を温めてから
オイルヒーターにバトンタッチすると
心地いい温度をキープできるみたいですし、
窓際に置くのも部屋全体を温めるには効果的なようです。
まとめ
最近では、自動温度調整機能などが付いていて
電力レベルを自動的に調整してくれるタイプ
なども出ているようなので、電気代が。。
と、心配されている方は、そういったタイプを検討してみるのも
良さそうですね。