予期せずお歳暮をいただいて「お返しどうしよう!」と、悩んだ経験はありませんか?
本来お歳暮はお世話になった人に贈るもの。
なので基本的にお返しは必要ないというのが一般的な考え方。
お世話になった人に贈るということから、受け取る側が目上の人という場合が多く、それならお返しがなくてもなんとなく納得できますが、最近では同等の立場の人に贈ったりするケースも増えてきているので、一概にそうとも言えない状況にあります。
そこで、お歳暮のお返しやお礼状のマナーについて
詳しく見ていきましょう!
☆基本的なお返しやお礼状のマナー
上でも述べた通り、お歳暮は日頃の感謝の気持ちを物に託して伝えるものです。
なので、お返しは必要なく、贈られた側は感謝の気持ちとして、ありがたく受け取るのがマナーです。
ただ、お歳暮を受け取ったら、速やかに感謝の気持ちをお礼状に書いて送りましょう。
親しい間柄なら電話やメールでもOKですが、出来れば手書きで手紙を書いて、感謝の気持ちを伝えたいものです。
もし予期せずお歳暮をいただいて、お礼状だけでは気が引ける場合は、さらにお返しの品を贈るのも可です。
お歳暮時期(年内)に間に合うのであれば「お歳暮」として、もし年内を過ぎてしまうのであれば「御年賀」として1月7日までに送りましょう。
その際も必ずお礼状は先に贈っておくよう気をつけましょう。
☆相手に喜ばれるものや値段の相場は?
気をつけたいのはお返しの値段の相場です。
お歳暮のお返しを贈る場合は、いただいたものと同等額程度のものを贈るようにしましょう。
お歳暮の相場はだいたい¥3000~5000程度のようです(^^)
いただいたものより高価なものをお返ししてしまうと「今後お歳暮を贈らないで欲しい」という意味合いになってしまい、失礼に当たります。
ちなみに、今回は受け取ったけど、今後は辞退したいというのであれば、お返しの品ののしは「御礼」や「感謝」という表書きにして「今後はお気遣いなく」といったメッセージを添えれば相手に事情を察してもらいやすくなるでしょう。
贈る品物としては相手の好みを考えて選ぶのが一番ですが、ジュースの詰め合わせやコーヒーなどのドリンク系、ハムやソーセージなどの加工品、洋菓子などが特に人気のようです。
お正月は人が集まる機会も多いのでこうした食料品なら、おもてなしにも使えて助かりますね(*^^*)
何を贈ったらよいかわからない場合や、相手の方に好きなものを選んでほしい時は、商品券やギフト券、カタログギフトなどを選ぶのも手です。
しかし、商品券やギフト券は金額がわかってしまうので、失礼に思う人もいることに注意しましょう!
☆まとめ
お歳暮のお返しやお礼状のマナーとしては、
・基本的にお返しは必要ないけど、お礼状は必ず書くこと!
・お返しをする場合は、いただいたものと同等額程度のものを贈ること!
・お礼状だけは早めに贈り、お返しが年内に間に合わない場合は、年明け「御年賀」として贈ってもよい。
以上のことに注意して、予期せずお歳暮をいただいたときにも、慌てないようにしたいですね( ˘ω˘ )
私自身お歳暮をいただく機会はあまりないのですが、年を重ねるにつれてそういう機会も増えるかもしれないので、年を取ってから困らないようにきちんと覚えておこうと思います(*^^*)