ゴールデンウィークも終わり、いよいよ梅雨の季節がやってきます(*´Д`)
スッキリしない天気が続いて、ジメッとした空気が不快という人も少なくないでしょう・・・私もその一人です(*´з`)
外出もままならなくなるし、洗濯物が生乾きになるなど面倒なことばかり(~_~)
梅雨は梅雨前線(ばいうぜんせん)の影響によるものというのは、小中学校のときに習ったと思いますが、この梅雨前線の影響を受けない北海道は梅雨がないそうですよ!
・・・うらやましい(*´Д`)
そこで、梅雨の季節を少しでも楽しく過ごすために、梅雨に関するうんちくなどをまとめてみました( ^ω^ )
♦今年の梅雨入りは平年並み?
まずは2017年の梅雨入り予想です!
気象庁による3か月予報では6月、本州は平年並みとの予報なので梅雨入りもだいたい平年並みと考えていいでしょう。
ちなみに各地方の梅雨入り、梅雨明けの平均値は次の通り!
地方 |
梅雨入り
|
梅雨明け
|
沖縄 |
5月9日頃 |
6月23日頃 |
九州南部
|
5月31日頃
|
7月14日頃 |
九州北部
|
6月5日頃 |
7月19日頃 |
四国 |
6月5日頃 |
7月18日頃 |
中国 |
6月7日頃 |
7月21日頃 |
近畿 |
6月7日頃 |
7月21日頃 |
東海 |
6月8日頃 |
7月21日頃 |
関東 |
6月8日頃 |
7月21日頃 |
北陸 |
6月12日頃 |
7月24日頃 |
東北南部
|
6月12日頃 |
7月25日頃 |
東北北部
|
6月14日頃 |
7月28日頃 |
ちなみに沖縄地方は今年5月13日に梅雨入りとなったようですので、平年より4日遅かったということになりますね!
♦知ってますか?つゆ?ばいう?の違い
ところで皆さん、「梅雨」と書いて「つゆ」と読んだり、「ばいう」と読んだりするの、どうしてだろうと思ったことありませんか?
さっそく調べてみました!( ^ω^ )
「ばいう」の方は中国から伝わった言葉で、なぜそういう呼び方をするようになったかは2説あって、
① ちょうど梅の実が熟す時期の雨だから
② 長雨によって黴(カビ)が生える時期ということで「黴雨(ばいう)」となり、「梅雨」に変化ということです。
「つゆ」の方は日本で江戸時代頃から呼ばれはじめたもので、こちらには3説あり、
① 雨により木の葉などに降りる「露(つゆ)」から
② 梅の実が熟してつぶれる時期だから、つぶれるの意味の「潰ゆ(ついゆ、つゆ)」から
③ 長雨によって食物や衣類のカビ、腐敗が進んですぐダメになってしまう時期ということから、減る、衰える、崩れる、やつれるなどの意味を持つ「潰える(ついえる)」の古語「潰ゆ(ついゆ)」が「つゆ」に変化
…ということです!
ナルホドですねφ(..)
♦雨に関する言葉と意味は?
日本では「梅雨(つゆ)」という言葉が伝わる前は梅雨のことを「五月雨(さみだれ)」と呼んでいたそうです(´▽`)
旧暦の5月は現在の6月頃だったというから納得ですよね。
「五月雨」の方が趣のある感じがしませんか?(*^_^*)
そこで雨もそんなに悪くない!と思えるような雨に関する言葉を集めてみました♪
- 菜種梅雨(なたねづゆ)…3月末から4月の、菜の花が咲くころに降る雨。
- 花の雨(はなのあめ)…桜の花の咲くころの雨。
- 走り梅雨(はしりつゆ)…梅雨入りする前の5月頃に、ひととき梅雨のように降る雨。
- 秋霖(しゅうりん)…秋の長雨。
- 時雨(しぐれ)…秋の末から冬の初め頃に降ったりやんだりする小雨。
- 小夜時雨(さよしぐれ)…夜に降る時雨。
- 白雨(はくう)…明るい空から降る雨のことで、にわか雨の別名。
- 涙雨(なみだあめ)…悲しみの涙が雨と化して降ること。
- 遣らずの雨(やらずのあめ)…お客様を帰したくないかのように降ってくる雨。
- 私雨(わたくしあめ)…山の上だけに降る雨のような、狭いところに突然降る雨。
- 慈雨(じう)…天から落ちてくる恵みの雨。
- 卯の時雨(うのときあめ)…早朝に降りだす雨。
こうして見ると、日本語って美しいですね・・・(*´ω`)
♦まとめ
梅雨や雨に関するうんちくなどをまとめてみましたがいかがでしたか?
梅雨は憂鬱ですけど、雨に関する美しい言葉を目にすると、雨の日はのんびり物思いにふけりながら過ごすのもいいかなーなんて気持ちになってきます(*^_^*)
梅雨が明ければ楽しい夏休みが待っていますので、その充電期間としてのんびり過ごすのもいいかもしれませんね~(^^