お正月のおせち料理の定番、黒豆(^^)
あのふっくらとしたお豆とツヤのある黒色が
気品漂う一品ですよね。
そんな黒豆をお正月に向けて自分で煮てみよう!
と考える人も多くいると思いますが、
そのレシピを見て驚いた人もいるのではないでしょうか!?
多くのレシピを参考に見てみると、材料の中に
「さび釘」や「古釘」という文字が書かれているのが分かります(゚д゚)
食べ物に釘!?って感じですよね・・・
でも、釘を入れるのにはちゃんと理由があるんです。
そこで、黒豆を煮る際の古釘の役割や古釘がない場合に
代用できるものについて調べ、まとめました(*^^)v
黒豆を煮るのに古釘を入れる理由って何!?
料理の材料に似つかわしくない古釘ですが、
どのように使うかというと
黒豆を煮汁で煮る時に一緒に入れて煮込みます。
理由は、色です!
なんでも釘の鉄成分と黒豆のアントシアニンという色素が反応して、
黒豆の色が煮汁に抜けるのを防ぎ、
美しい黒色に煮上がるということです。
古釘を入れないと、
黒豆から色が抜けて茶色っぽくなってしまうそうですよ~。
味ではなく見た目を美しくする為だったんですね~( ..)φ
黒豆は「黒くなるくらいマメ(豆)に働くように」という意味合いで
おせちに入っているということからも、
黒く煮ることが大切なんですね。
昔から、お正月の黒豆用に古釘をいくつか保存しておき、
使う時は洗ってふきんなどに包んで使っていたということです(*^^*)
古釘がない時に代用できるもの!
でも急に古釘と言われても、
そう簡単に準備できない人が多いと思います。
先祖代々黒豆を煮る用の古釘が受け継がれていれば
話は別ですが(^^;)
それに昔と違って
今の釘はさびないように加工されているものが多く、
それをお料理に使うのはちょっと気が引けるというものです・・・
でも大丈夫です!
古釘がなくても代わりになるものなら
容易に手に入れることができます(*^^)v
ひとつは鉄鍋を使って煮ること!
お鍋から鉄の成分が出るので
古釘を入れて煮るのと同じ効果が得られるということです(*^^*)
鉄鍋なら他のお料理にも使えるので、
もし持っていないのならこれを機に購入するのもいいかもですね☆
あとは、料理用に使える「鉄玉子」というものでも代用可能です!
鉄玉子と言うのは料理用に使える鉄の塊で、
卵みたいな形をしていることからそう呼ばれるみたいです(・ω・)
調べてみると、卵型だけではなく、
魚の形をしたものやナスの形をしたもの、
中にはキティちゃんの形のものもありました( ^ω^ )
値段は1000円前後で
デパートやホームセンターなどで購入できるようです!
黒豆を煮る時以外にも、
ナスを煮る時に色が抜けるのを防いだり、
お湯を沸かすときに入れれば鉄分補給にもなるということなので、
ひとつ持っておくと便利かもしれないですね☆
まとめ
黒豆を煮る時に古釘を使うなんて、
恥ずかしながら私、初めて知りました(^^;)
お正月は毎年実家に帰省するので
おせち料理作った経験がないもので(;^_^A
実家でも、
母親が黒豆を煮る際に古釘なんて入れてた覚えないです(笑)
たぶん鉄鍋を使っていたんですね。
毎年黒く輝いた黒豆が出ていましたから(^^)
あと、鉄玉子が欲しくなりました(笑)
私、貧血持ちなので鉄玉子があれば
鉄分補給できていいかも!?と思ったりして…。
いつか自分で黒豆を煮ることがあるかもしれないので、
鉄玉子の購入を検討しようと思います(笑)