正しい知識で使える!カレンダーと「こよみ」とは?

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『こよみ』と聞いて何を想像しますか?

私もそうですが、だいたいの方はカレンダーだと思います。

『こよみ』とカレンダーを
同じものと考えていいのか少し疑問です。

ここでは『こよみ』についてご紹介します。

こよみってカレンダーの古い呼び方??

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1-1【こよみとカレンダーの違い】

『カレンダー』
カレンダーとは、冊子や壁掛けなどの形で
「月・日付・曜日」などがわかる暦のことで
「七曜表(しちようひょう)」とも言います。

日本のカレンダーには、
祝日や主要の行事・六曜が記されているものが多いです。

『暦(こよみ・れき)』
私たちが使ってるカレンダーも暦なのですが、
昔の暦は現在のカレンダーのように、
日付や曜日を知るためのものとは、少し違います。

日本の暦は、江戸時代まで中国から入ってきたもの
(太陰太陽暦)を使っていました。(日本ではこれを旧暦と呼ぶ)

江戸時代になってから独自の暦が作られはじめ、
明治時代に「太陽暦」の一種のグレゴリオ暦が採用されました。

暦は「時の流れを年・月・週・日」の単位でわかりやすく
区切った体系にしたものです。

1-2【暦法】
暦法には3つあります。
太陽の動きを基準とする『太陽暦』
月の動きを基準とする『太陰暦』
月の動きを基準としつつ、
 太陽の動きによって1年の日数を調整する『太陰太陽暦』

難しいですね…

カレンダーは日付や曜日を知るためのもので、
暦は「時」の流れを年・月・週・日に当てはめて
わかりやすく区切ったものです。

「時の流れ」と言うのが難しいですが、
私なりの解釈で
「二十四節気《にじゅうよんせつき》(立春・夏至・秋分・冬至など)」
のことなのかなと思います。
(あくまで、私の解釈なので違うかも…)

カレンダーに表せるこよみもある??

【二十四節気】
二十四節気とは、元々中国で生まれた太陰暦のズレを正すために
考えられた区分です。

日本では、江戸時代に使われた暦をもとに
現代のカレンダーでも採用されています。

○立春(りっしゅん)2月4日頃
ここから「夏至」までの期間が春になります。
春の兆しを意味します。

○雨水(うすい)2月19日頃
降るものが雪から雨に変わり、雨が降り出すという意味です。

○啓蟄(けいちつ)3月6日頃
冬眠していた虫が目覚めて、穴から出てくるという意味です。

○春分(しゅんぶん)3月21日頃
春分の前後1週間を「彼岸」といい、この時期に御墓参りを行います。
夜より昼の時間が長くなる境目という意味です。

○清明(せいめい)4月5日頃
清々しい春の朝みたいな意味合いだそうです。

○穀雨(こくう)4月20日頃
田んぼなどの準備が整い、春の雨が降る季節を意味しています。

○立夏(りっか)5月6日頃
夏の季節がくるという意味です。
ここから「立秋」までが夏になります。

○小満(しょうまん)5月21日頃
陽気な日が続き、夏に伸びる草木が成長してくる季節という意味です。

○芒種(ぼうしゅ)6月6日頃
種まきの季節という意味でしたが、現在ではもっと早くになっています。

○夏至(げし)6月21日頃
昼が1番長い頃で、この日を境に日没が早くなっていきます。

○小暑(しょうしょ)7月7日頃
気温が上昇してきて、汗ばむ季節がくることを意味しています。

○大暑(たいしょ)7月23日頃
最も暑い季節という意味です。

○立秋(りっしゅう)8月8日頃
「立冬」までが秋になります。

○処暑(しょしょ)8月23日頃
暑さが終わり、涼しくなってくる季節という意味です。

○白露(はくろ)9月8日頃
朝晩は涼しくなり、寒さを感じることもある季節になる頃を意味します。

○秋分(しゅうぶん)9月23日頃
夜が長い期間と切り替わる頃を意味します。
この前後は「秋のお彼岸」です。

○寒露(かんろ)10月8日頃
露がおりてくる季節という意味です。

○霜降(そうこう)10月23日頃
霜がおり、朝晩は冷え込む季節になるという意味です。

○立冬(りっとう)11月7日頃
ここから「立春」までが冬という意味があります。

○小雪(しょうせつ)11月22日頃
さらなる冬の始まりという意味です。

○大雪(たいせつ)12月7日頃
山々は白く染まり、本格的な冬となってくるという意味があります。

○冬至(とうじ)12月22日頃
1番夜が長い日です。

○小寒(しょうかん)1月5日頃
「寒の入り」と言い、特に寒くなる季節が始まるという意味です。

○大寒(たいかん)1月20日頃
1年で最も寒さが厳しい季節という意味です。

二十四節気というだけあって、たくさんありますね。
ほとんどが聞いた事もない言葉です。

昔はこんな言葉で時の流れを感じていたのかも知れません。

まとめ

いかがでしたか?
暦は昔の人たちによって、
とても考えられて作られているんですね。

ただなんとなくカレンダーを見て、
日にちや曜日を確認するだけではなく、
たまには暦を見て時の流れを感じてみるのもいいですね。

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