学園祭や文化祭での出し物で思い浮かぶのが『お化け屋敷』です。
誰しも一度はどこかで入った事があるであろう『お化け屋敷』ですが、
それを文化祭でやるからには成功させたいですよね。
ここでは、お化け屋敷のアイデアとお化け役についてご紹介します。
お化け屋敷のアイデア
【お化け屋敷の基本】
○暗い部屋
○驚かせる仕掛け
○怖い雰囲気
○コースを長くする
お化け屋敷では、驚かせる部分だけではなく、怖い雰囲気を作ると、驚かせた時の恐怖度が増します。
ですから、お化け屋敷を作る時は『驚かし方を演出する方法』も考えるようにしましょう。
【暗い部屋の作り方】
①アルミホイルを窓枠より少し大きめに切る。
②ホコリや汚れを取るために、窓をしっかりと拭く。
③霧吹きなどを使って窓を湿らす。
④切ったアルミホイルを貼り付ける。
⑤布などを使って、アルミホイルを窓に密着させて、隙間から空気を抜く。
⑥枠からはみ出したアルミホイル部分を、セロテープなどで貼り付ける。
⑦乾いたら完成です。
【壁の作り方】
①机を2段ほど積む。
(3段以上は、崩れた時に怪我をするのでやめましょう)
②机をロープなどで、しっかりと固定する。
③机を柱に見立てて、机と机の間にダンボールを張る。
④ダンボールに黒いビニールなどを貼り付ける。
【前演出の例】
①係の人が口頭で説明をしたり、DVDなどで文化祭のお化け屋敷の説明をする。
②電池で使えるランタンや、半透明のシートを貼った懐中電灯などを渡す。(火を使うものは危険なので禁止)
【コースのアイデア】
①人間は右曲がりが苦手なので、右周りにすると歩くのがゆっくりになり、不安感が増します。
②真っ暗だと怖さが薄れる可能性があるので、窓のアルミホイルに少し穴をあけるなどして、暗さを調整する。
③ダンボール製のトンネルを作ってみる。
④通路を狭くしてみる。
⑤カーテンや布を垂らす。
⑥入り口から中が見えないように、遮光カーテンなどを使う。
⑦出口は、お客さんが飛び出しても大丈夫なように安全を確保する。
【置物のアイデア】
①壁の模様は、血を連想する『赤』を使って文字や手形をつけたり、紙に怖い文字を書いて貼る。
②マネキンに血のりや大量の頭だけを山盛りにして置くなど。
③鏡やお面をしっかりと固定して飾る。
【仕掛けのアイデア】
①置物に突然光を当てる。
②震える箱や上に乗った物が落ちる箱、手が急に出てくる箱などを置く。
③中に人形が入ったロッカーを置く。
④人形に光を当てる。
⑤壁の隙間から誰かが覗く。
⑥砂嵐が映っているテレビ。
⑦霧吹きやドライアイスの煙。
⑧ホラーゲームやオルゴール、悲しげなピアノなどの音。
⑨悲鳴や笑い声、お経などの効果音。
いろいろなアイデアがあって、構想を練るだけでもワクワクしてきます。
みんながワクワクしていては、まとまらないのでリーダーを決めるのも必要ですね。
お化け役は恥を捨てる
お化け役がお客さんを驚かせるには
○曲がり角からいきなり出てくる。
○お客さんが通り過ぎてから、後ろから驚かせる。
○物陰から叫び声を発しながら飛び出す。
○マスクや特殊メイクをしている顔を隠し、近づいたら顔を見せる。
○話しかけられても一切の反応をせず、黙ってお客さんが立ち去るのを待つ。
○ゆっくり歩いて追いかける。
などなどありますが、これら全てに共通するのが
『お化け役が恥を捨てる』ことです。
お化け役が恥ずかしがってしまい、お客さんが怖がらなかったり、
驚かなかったり、最悪笑われでもしたら、作り上げた苦労や演出、全てが水の泡です。
こればっかりは気持ちの問題なので、覚悟を決めてなりきるしかありません。
もしくは、自分だとわからないくらいのメイクをして、自分じゃないと暗示をかけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
安全には十分に配慮をして、いろいろなアイデアを試してみて下さい。
文化祭で『お化け屋敷』を成功させて、制作側もお客さんにも素敵な思い出を作りましょう。