ひな祭りのお祝いと言えば、女の子のいるご家庭で雛人形を飾って
ちらしずしやあさりのお吸い物を作ったり、
ひなあられや菱もちなど雛祭り特有のお菓子を食べたりして
みんなでお祝いするものですが、実際子供が大きくなってくると
だんだんお祝いをしなくなってくるものですよね・・・。
お祝いはしなくても雛人形だけは毎年飾るという人、
お祝いどころか雛人形も出さなくなるというご家庭も
実は結構いるみたいですね(^^;)
でも、そもそもひな祭りって何歳ぐらいまで
行うものなのでしょうか?
女の子の成長を祝って行うものなら成人するまでとか・・・
または既婚になるまでとか・・・?
そこでひな祭りのお祝いはいつまでするものなのか、
詳しく調べてみることにしました☆
ひな祭りを既婚者はお祝いしてはいけないのか?
ひな祭りって子供のものってイメージがありますが
実際のところどうなんでしょうか?
ひな祭りのそもそもの目的は、
邪気を払うためのものなんだそうです!
雛人形を飾ることでその持ち主を
災いから守ってくれるという意味合いがあり、
雛人形は身代わり人形のような役割を
持っているということです。
なので本来雛人形はご家庭に1セットではなく、
女子一人につき1セット持つというのが
正しい考え方だといいます。
よって雛人形は子供へと受け継いでいくものではなく
結婚したら嫁入り道具として
雛人形も一緒に持っていくというのが習わしなのです。
つまり結婚しても、自分の雛人形は自分の身を守ってくれるものとして
毎年飾り続けるべきものなので、ひな祭りも当然結婚してからも
祝っていいということになります。
今は住宅事情などにより、いくつもの雛人形を飾るのは困難というのが現実ですが、
昔は、おばあちゃんの雛人形とお母さんの雛人形、そして娘の雛人形といくつもの雛人形を並べて飾るというのが普通だったということです(゚д゚)!
3月3日は、おばあちゃんもお母さんも娘も一緒になって
ひな祭を祝っていたということなんですね~( ..)φ
ということで「ひな祭り、既婚者はお祝いしてはいけないのか」
という問いに対しては「全然してもOK!むしろ祝うのが習わし!」
というのが答えとなります(*^^*)
ひな祭りは既婚者になるまでずっとお祝いするもの!?
ひな祭りは既婚者になっても、おばあちゃんになっても、いつまでもお祝いするものだ
ということを説明してまいりましたが、地域によっては結婚したらお祝いをしなくなる
というところもあるといいます。
昔は(今もそう考える人もいるかもしれませんが)「女の子は結婚することが一番の幸せ」
という考えが強かったことから、そういう風習になったと考えられます。
でも一般的には、未婚でも既婚でも関係なく
女子はひな祭りをしていいものと、考えられているということです。
今は嫁入り道具として雛人形を嫁ぎ先に持っていくという人は
ほとんどいないと思いますが、代わりに実家で娘の無病息災を願い
毎年飾ってくれているというご家庭もあるようです(^^)
うちの実家も毎年飾ってくれています。
まぁ娘の無病息災のためと言うよりは
年に1度くらい出さないと雛人形がもったいないから
という考えが強い感じはしますが(笑)
動機はどうであれ、年に一度飾ってもらえるなら
雛人形も喜んでくれているのではないかと
個人的には思っています( ^ω^ )
まとめ
ひな祭りをいつまで祝っていいのか・・・答えは、
『未婚でも既婚でも、大人になってもおばあちゃんになっても、いつまでも祝うべきもの』
ということです!
それにしても雛人形女子一人につき1セットというのは
結構大変ですね…。
3姉妹とかだったら大変なことになりますよね(^^;)
中には「そんなの雛人形が売れるための人形専門店の陰謀だ」
という意見もあったりして・・・
真相は微妙なところですが個人的には
きにしもあらずな感じもしました(笑)
実際、姉妹それぞれに1セット買っているご家庭を、今まで見たことがないので、
結局はそれぞれに合った形で、ひな祭りを楽しめばいいのではないかというのが
今回の結論とします(^▽^;)