土鍋で炊いたごはんは美味しいと、よく聞きますよね。
土鍋に挑戦しようと思っても、難しいのではないかと躊躇してませんか?
実はとても簡単に炊けて時短にもなるのです。
土鍋は温められると、全体に熱が広がり、一度温まると保温性が高いので余熱で調理することもできる優れものです。
ごはんを炊くときは、余分な水分を逃す吸湿性も備わっているので、炊きあがったごはんはモチモチしていて本当においしいのです。
まずはお米をとぎます。
1度目の水にはゴミなどがうかんでいるので、すぐに捨てて下さい。
2度目からお米がかけないように、しっかりといでください。
優しく手のひらで押すようにするといいですよ。
次に、お米を土鍋に移して水を入れます。
1合で水200CC、2合で400CCいれて、30分~60分ほど浸しておきます。
こうすることで、芯まで水がいきわたります。
浸し終わったら、土鍋を強火にかけます。
土鍋を包むくらいの強火で沸騰させます。
沸騰して湯気がでてきたら弱火にします。
弱火にして10分待ちます。
10分たつと、火を切り次は余熱で10分待ちます。
余熱で10分たてば完成です。
お米を浸してなくても炊けますが、芯が残る場合があるので、できれば浸しておいた方が、おいしく炊けると思います。
土鍋を使う事によって米の旨みが最大限に引き出される
なぜ土鍋で炊いたごはんはおいしいのでしょうか。
美味しいご飯のポイントは、10分前後です。
沸騰させることで甘みが上昇し、ふっくら感が増すそうです。
炊き始めから沸騰するまでの10分が大事なんですね。
土鍋だと強火で沸騰するまでの時間が、おいしさを引き出す時間とあっているのでしょう。
急激に温度があがれば、甘みが少なく硬い炊き上がりになるし、時間がかかると甘みは増しますが、水分を含みすぎてべちょべちょした食感になってしまいます。
土鍋は加熱してゆっくり温度が上がりますが、アルミなどの金属製の鍋は、はやく温度が上がってしまいます。
もちろん土鍋の厚さによっても変わってきますが、ポイントを押さえておけば、おいしいごはんが炊けますね。
もう1つ、おいしさの秘密が土鍋のふたです。
重さがあることで土鍋内に圧力がかかり、シャキッとした粒立ったごはんを炊くことができます。
土鍋ひとつで米料理の幅が広がる
土鍋ではお米をたくだけでなく、炊き込みご飯も作れます。
炊飯器でもつくれますが、
土鍋で作ってもおいしいキノコの炊き込みご飯です。
引用:クックパッド
焼いた鯛が香ばしくおいしい鯛めしです。
引用:クックパッド
まとめ
普段、炊飯器しか使ってなくて、土鍋で炊くのは難しそうと思っていても、意外と簡単で早く炊けると分かれば、チャレンジしたくなりますよね。
一度、土鍋で炊いたごはんを食べるとおいしくて、炊飯器のごはんに戻れなくなるかもしれませんね。