毎年初詣って人がうじゃうじゃいますよね。
そのような時にお賽銭を投げ入れるのは、一苦労。
実際入ってないお賽銭も見かけます。これって大丈夫なのかな?
ご利益あるのかな?と思います。
一体お賽銭が入らなかった場合は、どうしたら良いのでしょうか?
お賽銭箱に入らなかった時は意味がない!?
結論から言うと、入らなくても心配はいりません。
大昔、日本人は神前にお米をまく習慣があったそうです。
それが長い年月をへて、お米からお金に代わり、
お賽銭と呼ばれるようになりました。
この賽(さい)は、「お礼参り」と言う意味なので、
何かのご利益を期待する為にお金を入れるのではなく、
「去年はどうもありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いします。」
というお礼の気持ちを込めて入れるのですから、
賽銭箱に入らなくても気にしなくて良いのです。
・お賽銭箱に入らなかったら、もう一回入れるべき!?
上にも述べたように入らなくても、心配ないので
また入れる必要はありません。
そのお金が落ちた場所も境内なのですから、
あなたの気持ちさえちゃんとこもっていれば、大丈夫です。
・厄払いとも言われる
お賽銭を入れる時に、自分の汚れを取り除き
厄を払うとも言われています。
なので、お賽銭箱の外に落ちた他人のお賽銭を
拾うという行為は大変縁起が悪く、かえって厄を
拾ってしまうという事になります。
ですから、絶対お賽銭箱の周りのお金は、
拾わないようにしましょうね。
・下から投げ入れる
投げ入れると言っても、やはり常識的に考えて
下から投げ入れるようにしましょう。
上から投げるのは、もってのほかですし、
あまり音をガチャガチャたてるのも良くないと
言われています。
・念を込めよ
お賽銭はお礼の為に入れるのですから、
じっくりとお礼をして念を込めて入れるようにしましょう。
この時に、お金を握った手に息を吹きかけても
良いそうです。その方が念がこもるそうです。
お参りする上で基本的な事
⑴ 参道の端を歩く
参道の真ん中は神様が歩く場所です。
ですので、なるべく端を歩くようにしましょう。
⑵ 手水舎(ちょうずや)で手を洗う
まず右手で柄杓を持って左手を洗い、今度は右手を洗います。
もう一度右手で柄杓を持って、左手に水をためて口をゆすぎます。
⑶ お参りの仕方
帽子はとって、まず二回お辞儀をします。
そして二拍手してもう一度お辞儀をします。
次に自分の名前と住所を、神様に教えましょう。
それからお参りに来られた事や、もろもろの感謝の気持ちを伝えます。
最後に「はらいたまえ、きよえたまえ」で閉めましょう。
まとめ
必ず神社には鳥居があります。
そこからは「聖域」になるので、帽子をとり一礼してから
入るようにしましょう。
「なんだかややこしい」と思うかもしれませんが、
慣れてくれば簡単ですし、何よりあなたの
感謝の気持ちがこもっている事が、何より大事なのです。