伊勢海老というと
普段の食卓にはあまり出ない高級食材で、
お正月やお祝い事というイメージがありますよね。
今回は、伊勢海老について書いていきます。
身が引き締まる冬がおすすめ
伊勢海老は体長20~30cmの大きさで、
重さは1kgにもなります。
全身暗い赤色で、第二触覚が太くて頑丈なのも特徴になります。
太平洋の浅い海域(サンゴ礁や岩礁が点在する海)に
多く生息しています。
千葉県房総半島沖から沖縄県までの広い範囲で
漁が行われています。
伊勢海老の産卵期は5月から8月です。
この期間は、伊勢海老を獲ることは禁じられています。
この期間や解禁日は県ごとに決められているため、
全国的に統一されているわけではありません。
伊勢海老の旬は、解禁日からが旬といえます。
しかし、10月から1月に獲れる伊勢海老は
繁殖に向けて餌を大量に摂り始め、
海水の温度は下がり始めるので、
身が締まっていて美味しいです。
やっぱり伊勢に行くべきか?
伊勢海老の解禁日は県ごとに決められています。
1番早いのは千葉県で、
8月初旬から翌年の4月まで漁ができます。
房総半島は親潮と黒潮がぶつかり合い
プランクトンが豊富なため伊勢海老の成育が良く、
他の地域より早く解禁されるんですね。
鹿児島県・熊本県・長野県は8月下旬が解禁日です。
宮崎県・大分県は9月1日か解禁日になります。
宮崎県や大分県、鹿児島県は入りくんだ入り江が多く、
伊勢海老漁には最適な漁港が多いです。
太平洋に面した大分県佐伯氏~宮崎県延岡市の
東九州伊勢えび街道は有名ですね。
そして、三重県や和歌山県は伊勢海老の漁獲量が多く、
1位2位を争いますが、
解禁日は遅く10月1日になっています。
水揚げされた伊勢海老を
10月1日に伊勢神宮に奉納してから、
漁を始める地域もあるんです。
また、伊勢海老の名前は、
伊勢湾や志摩半島で多く獲れたことから名前がつけられたとも
いわれています。
これらのことから、古くから伊勢海老漁が盛んで、
深いつながりがあるのだと分かりますよね。
各地域の解禁日が分かったところで、
やっぱり伊勢まで食べに行くべきか?
新鮮な伊勢えびをお造りで食べたい。
そして、伊勢海老は死ぬと自己消化しやすいので
活ものを料理して食べるのが1番です。
・黒潮ダイニング伊勢 花
店内で、生きた伊勢海老を捌いて出してくれるので
新鮮でぷりぷりの伊勢海老が味わえます。
・千葉県で新鮮な伊勢海老を味わえるお店
こちらのサイトには千葉県で
美味しい伊勢海老が食べられるお店をご紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
・伊勢海老を堪能!グルメ旅行
どうせならグルメ旅行で
伊勢海老を味わいたい人におすすめ!
獲れたて伊勢海老を味わえる宿、
格安料金で伊勢海老料理が味わえる宿などが紹介されています。
まとめ
伊勢海老の旬な時期について書いてきました。
なかなか食べられない伊勢海老...
伊勢海老の美味しい時期が分かったところで、
新鮮な伊勢海老を食べに行ってはいかがでしょう。