「母の日や父の日って何かしなければいけないのかな?」
「母の日や父の日に皆んな何かしらやっているのに、何もしないのは変?おかしい?」
「母の日や父の日に何もしない人はどれ位いるんだろう」
毎年1年に1度来る「母の日」と「父の日」に、上記の様な事を考えませんでしょうか?
「何もしない」という事自体、人として冷たい感性なのか、何もしない派がどれ位いるのか知りたいですよね。
500人を対象に、母の日、父の日にギフトを贈る?というアンケートを行ったところ、母の日は約52.4%、父の日は約45%がプレゼントを送るという結果が出ています。
では、残りのおよそ半数はどの様な内容なのでしょうか?
そこで本記事では、
・母の日と父の日に何もしないのはおかしいという訳ではない
・母の日と父の日に何もしない事で起こる事
・何もしない人の考えは?
・お金の掛からない方法は感謝を伝える事
など、この記事を読む事で上記の内容が分かります。
父母と面倒なイザコザが起きない様にする方法もあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
母の日と父の日に何もしないという人の割合は21%!?
冒頭でもお話しましたが、母の日や父の日に何もしない人は平均して約21%です。
ここではその割合を紹介していきます。
調査対象は、全国の10代から70代の男女500人に「母の日にギフト贈りますか?」といった質問に対してのアンケート結果です。
毎年贈っている 52.4% 毎年ではなく時々贈っている 21.8% 特に何もしない 17.6% ギフトではなく気持ちだけ伝えている 8.2%
出典:母の日.me
母の日に何もしない人は、全体の17.6%となっており、意外と何もしない人がいる事が分かりますね。次に父の日です。
毎年贈っている 45% 毎年ではなく時々贈っている 23% 特に何もしない 24.5% ギフトではなく気持ちだけ伝えている 7.5%
出典:父の日.jp
母の日に比べて、24.5%と父の日の方が何もしない人の割合が多い結果となっています。
母の日と父の日に何もしないという人は、全体の約2割の人がいるんですね。
母の日と父の日に何もしないのはおかしいという訳ではない
上記のアンケート結果からでも分かる通り、およそ2割が「何もしない」という結果でした。
これが50人に1人とか100人に1人とかだったら、少数派でおかしいと言われるのも分かりますが、10人に2人は「何もしない」という事なので、例外的な事ではないと言えます。
また、「何かする」「何かしない」は、そもそも法律で決まっていないので完全に自由です。
商用戦略的なものもあり、ジューンブライド(結婚式場)やバレンタイン(チョコを扱う会社)等と同じ様な宣伝を兼ねている部分があって、売り上げの為の策略とも考えられます。
ただ、日頃の感謝を伝えるキッカケとしては最適な日です。
母の日と父の日に何もしない事で起こる事
では次に、母の日と父の日に何もしない事での懸念点を下記にまとめました。
・母の日、父の日に何もしない事で起こる事
・義理の父母の場合
1つずつ見ていきましょう。
母の日、父の日に何もしない事でどう思われるか?
母の日や父の日に何もしなくても、親子の関係が悪くなるという可能性は少ないです。
毎年何かしらしていて、急に何もしなければ「どうかしたのか?」と心配にはなると思いますが、実の親や祖父母に関しては関係が悪くなる可能性は少ないでしょう。
母の日、父の日に何もしない事で起こる事
何もしない事でお金は掛かりません。
ですが、今まで何かしらしていた人であれば、罪悪感があると思います。
一方、父母や祖父母の受け取り側は、「残念」や「少しガッカリする」と言った声がネットの中で多かったです。
「本人に頂戴と直接言う程でもないし、心の底から願っている事でもない程のイベント」など、独り言として残せるネットならではの声が目立ちました。
何も言わないけど、本音は「何か欲しい」と、少なからず思っているんですね。
義理の父母の場合
義理の父母の場合は、実の両親に対する考え方と違いますので気をつけましょう。
今まで「何かしていた」なら、そのまま継続した方が良いでしょう。
自分の父母なら話をすれば理解を得やすいですが、義理の父母の場合だと、言わないけど内心穏やかではない状況や、イヤミを言われてしまう事も考えられます。
ですが、関係が良好であれば理由を話してみるのもアリです。
これから義理のご両親に対してギフトを贈る事を考えられるのであれば、最初からあげないという選択もあります。
義理父母に1度何かしてしまうと、ずっと何かしなければならなくなるので、最初から何もしない様にするのも一つの選択肢としてあります。
何もしない人の考えは?
まず、難しい年頃(思春期)のお子さんの場合、プレゼントを渡す事自体が珍しい事だと思いましょう。
あとは、育ってきた環境によって捉え方が違います。
1年のイベントの中で、大切だと思っている優先順位が低いと何もしない確率が高いです。
「別にしっかり記念日に渡さなくても。」と考えている人もそうですね。
また、人によっては様々な考え方をしています。
以下に「母の日や父の日に何もしない人」の考えている事の一例を列挙します。
・何かギフトを贈る予定だったが、悩み過ぎて結局渡す事が出来なかった。
・食事会の場所の予約が取れなかった為、諦めてそのまま何もせずに終わった。
・帰省した時に何かしようと思ったけど、帰省出来ず何も出来なった。帰省したが思っただけで結局何もしなかった。
・仕事や学業が忙しく、つい忘れてしまい終わってしまった。
・今まで何もしていないから、毎年何もしないのが普通。
・そもそも必要性が無いと思っている。
・普段から感謝の気持ちを伝えていて、改めてわざわざ感謝の気持ちを伝える必要が無いと思っている。
・毎年、父の日や母の日の日にちが変わるので、気がついたら終わっていた。
など、感謝はしているが「あと一歩の行動で」というところで、止めてしまう人が多い印象です。
しかし、「子供が何もしてくれない」といった親の感情がある一方で、親側に原因がある場合もあります。
子供に何かして貰った時に、下の子の世話や家事が忙しくて、つい冷たくあしらってしまった事や、他の子と比べてしまった事が、
「何かしてもどうせ喜んでくれない、気づいてくれない」
といった感情になり、その思いが「何もしない」に繋がっている可能性があります。
また、親側も照れ臭くて「何もしなくて良いのに。何もいらないよ。」と言ったのが、「何もしなくて良いんだな。」と思ってしまう子もいます。
なので、まずは日頃から親側も子供に感謝を伝える事、何か貰ったら使ってみたり、飾ってみたりして行動で「嬉しい」を示してみると良いです。
あと、たまには「食事や買い物に一緒に行きたい」と伝えるのもアリです。
子供は「頼まれたから」と、言い訳の様にして感謝を伝える事が出来るからオススメですよ。
お金の掛からない方法は感謝を伝える事
金銭面の問題がボトルネックになっているなら、照れ臭いですが勇気を出して感謝を伝える事だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ありがとうの感謝の気持ちを伝えられて嫌な思いをする父母はいません。
言葉で直接は無理だとしても、メールで伝えたりするのはとても良い方法です。
お父さん・お母さん達が辛い時に、「子供からのメールを見返して何度も乗り切った。」なんて事をよく耳にしますよね。
ギフトよりも、お父さん・お母さんにとったら最高のプレゼントかもしれません。
また、母の日に家事を代行するのはいかがでしょうか。
これなら、事前に準備しておく事は何もありません。
お母さんは当たり前に家のことをやってくれていませんか?
家事を一日やってあげましょう。
洗濯から、掃除、ご飯の準備・・・と。お母さんを楽させてあげるのと同時に、「空いた時間」をプレゼント!
必ず喜ばれますよー。
「洗濯も掃除も食事もって、私だって忙しいから無理!!」という方は、どれか一つだけ代わってやってあげるだけでも十分ですよ!
特に食事なんて、作ってもらえるのも嬉しいし、子供の手料理が食べられる訳ですから嬉しいに決まっています。
次に、父の日にマッサージはどうでしょうか。
お仕事から疲れて帰ってきたお父さんには、一家の大黒柱として働いている事に感謝の意味を込めて!
しかし、マッサージは嫌という方も中にはいるでしょう。
そんな方は、お手紙はどうですか?
感謝は伝えたいけど、直接伝えるのはなんだか恥ずかしいですが、準備するものは、紙とあなたの感謝の気持ちだけで済みます。
また、何かしてあげる予定だったのが、急に出来なくなってしまった場合などの時は、一言伝えておくと余計な心配をされず、悪い気もさせないでしょう。
あとは、誕生日や結婚記念日と一緒にまとめてやる人もいれば、父の日と母の日を一緒にやってしまう人もいます。
ペアの物にしたりすれば、プレゼントをそれぞれ探したりする手間が省けたり、豪華にしてあげたりする事が出来ますね。
予算に余裕のある方は、「のんびり休んでください」という意味を込めて、旅行のプレゼントをする事もとても喜ばれます。
簡単にできるものとして、料理をふるまう事も良いですね。
こちらもとても喜ばれます。
料理が苦手という方は、定番ですがどこか外食に連れていくのも素敵で喜ばれますよ。
まとめ
ギフトをあげないから感謝していないという事ではなく、ギフトをあげるから感謝しているという訳でもありません。
今回調べてみて、子供が小さい時だけしてくれたという声が多かったですが、自分が親になった時にされて嬉しい事はしてあげたいと改めて思いました。
世間的には、母の日・父の日に贈るギフトの予算は全国平均で6割強の人が5,000円未満で収めたいと考えています。
アンケートによると、3,000円未満でギフトを贈るという人が1番多い結果となっています。
出典:母の日.me
出典:父の日.jp
簡単なプレゼントも良いですが、あなたの気持ちによっては素敵な日になる可能性もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。