日本の様々な風習は、地域によって
随分違ってくるようです。
著者は生まれて初めて「柊セット」という言葉を耳にしました。
アメリカではクリスマスには必ず飾られる柊!
その理由は、柊のトゲからの悪魔よけと言われています。
さてそれでは、日本の柊セットについて調べていきましょう。
そもそもなぜ節分に、柊なの?
[ad#co-1]これはアメリカと同じ考えで、柊のトゲが鬼の目を突き刺して、
入って来ないようにしてくれると信じられていたからです。
豆がらは?
この豆がらのカラカラという音で、鬼を追い払うと言われています。
稲穂などの穀物は?
昔は、豆以外にもお米や麦も撒き、豊作の祈願もしていたので、
縁起が良いとされているからです。
節分の柊セットってどんなもの!?
豆まきをする家庭が減ってきた昨今、豆屋さんが商売繁昌を願って、
「豆がら」と「柊の葉っぱ」そして「稲穂などの穀物」を束にして、
鬼の面をくっつけたセットを売り出したのです。
これを玄関先に飾っておくと、
豆まきをしなくても鬼を追っ払ってくれると、大ヒット!
節分の時期に、売り上げが落ちていた豆屋さんも、
これで又大繁盛だそうです。
柊セットを作るのに豆がらがない時はどうする!?
米粒でもオーケー!
昔からお米も豆まきの時に、撒いていたくらいですし、
音が少しでもすれば良いのですから、大丈夫です。
コーヒー豆も!
コーヒー豆もアメリカでは、香りが良く身体に良い事から、
色々な事に使います。
それにこれもカラカラ音がするので、使えますよ!
柊セットを飾る時期!
飾り始めは、1月15日の小正月以降からで、
飾りを外す日は、立春でも2月いっぱいでも良いとされています。
処分方法ってある?
⑴神社でお焚き上げをしてもらう
⑵玄関先に埋める
⑶焼いて灰にした後、玄関先に塩盛りするように盛る。
など、地域によって色々あるようですが、
塩で清めた後白い紙に包んで捨てるのが、1番簡単な方法のようです。
節分のお化け!?
京都の一部でまだ行われている「節分のお化け」という行事は、
おばあちゃんが少女の格好をしたり、
男性が女性の、又は女性が男性の格好をする行事で、
そのおかげで鬼が迷って、襲って来ないと信じられています。
鬼やらい
平安時代から行われている宮中行事の1つで、
今でも京都で行われています。
赤鬼や青鬼が出てきます。
そして、方相氏(ほうそうし)たちが鬼退治をするのですが、
最後には鬼を傷つけるのではなく、本来の場所に
戻ってもらう、という行事だそうです。
まとめ
日本の節分も地域によっては、色々な行事があるのですね。
私や私の先祖も、一度も「柊セット」などは
飾った事がありませんが、それでも何とか
幸せな人生をおくってきたので、
豆がらがないとご利益がない、とか細かい事を
神経質になって考える必要はないと思います。
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