節分に食べる恵方巻、
もともとは関西圏だけの風習だったものが
いつの頃からか全国区となり、
今や節分の定番と化していますよね。
その恵方巻が夏にも売られている!?
という話を耳にしました。
調べてみると・・・びっくりホントにありました!
某コンビニが売り出していた
「夏の恵方巻」Σ(゚Д゚)
そもそも2月3日の恵方巻自体も
コンビニが火付け役となって定番化したことから、
またブームを起こそうという狙いが
なんとなく透けて見えます(笑)
でも、なぜ夏に恵方巻なのか、
節分って夏にもあるということなのか・・・
疑問に思った方も多いはず!
そこで節分に関する疑問を解決すべく、
詳しく調べてみることにしました☆
節分ってそもそも何!?実は夏にもある!
節分とはそもそも何なのでしょうか!?
調べてみると節分は、季節を分ける時期のことをいうため
年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指すそうです。
2017年でいえば
立春が2月4日、
立夏が5月5日、
立秋が8月7日、
立冬が11月7日
ということなので
その前日ということになります。
コンビニで売られていた夏の恵方巻は
立秋の前日の節分に合わせて
売られていたものと考えられます。
なぜ夏の節分だけ売られていたのかと言うと、
たぶん単なるコンビニの都合でしょうね(^-^;
8月ってお客が減る時期でもありますし、
夏に恵方巻!?
というインパクトを狙ったのでしょう(笑)
2月以外の節分って何をすればいいの!?夏にも豆まきする!?
通常は立春の節分だけ豆を撒いたり
恵方巻を食べたりということを行うワケですが、
その理由は旧暦では新年の始まりの時期と重なるため、
また春を迎えるという節目の意味からも
昔から立春の節分が重要とされてきたからということです。
では他の季節は豆を撒いたり
恵方巻を食べたりはしないのでしょうか・・・?
そもそも節分に豆を撒くというのは
季節の分かれ目は邪気が起こりやすいと考えられるためで、
特に年の分かれ目でもある
立春の節分は邪気が強いと考えられていたようです。
なので理屈では春以外の季節も邪気を払うために
豆まきをしてもよいということになりますね(゚д゚)
・・・でも春以外の季節に豆まきを行う
風習のある地域や行う習慣があるという人は
・・・私の調べる限りではいないみたいでした(^^;)
恵方巻はその年の方角を向いて食べると
縁起が良いとされるものなので、立春以外もやりたい!
ということであれば、全然やっても構わないといった感じでしょうかね(笑)
その場合は、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの
節分によって方角が違うようなので、
興味がある方は調べて縁起を担いでみてはいかがでしょうか(*´ω`*)
まとめ
・節分は「季節を分ける」という意味をもち、それぞれの季節が始まるとされる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指すため、年に4回ある!
・中でも旧暦の新年と重なる立春の節分が重要視されたため、立春の節分だけ豆まきなどがされるようになった。
・他の季節に豆まきをしたり恵方巻を食べたりしても構わないが、実際やっている人はほとんどいない…。
というのが今回のまとめになります!
夏の恵方巻というのは、私個人としては
コンビニの収益アップを狙った戦略と判断しました(笑)
正直まだあまり話題にはなっていない感じでしょうかね・・・
それでもやっぱり見たら「え!?」とはなりますよね!
そうなるとまんまと戦略にのせられた形になりますね(^-^;
もしかしたらそのうち、
夏の恵方巻もブームを起こす日が来るかもしれません!
その時は、「節分は春夏秋冬1回ずつあるんだよ!」と
得意げにみんなに話してみてください(*^^)v