お正月のおせち料理にも欠かせない数の子は
あのプチプチした食感と絶妙な塩加減が
美味しさの重要なポイントです(^^)
数の子を購入したら、そのままではとてもしょっぱくて
食べられたものではないので、
食べる前に「塩抜き」という作業が必要となります。
数の子の塩抜きは、通常塩水につけて行うのが
広く知られているようですが、米ぬかを使っても
塩抜きができるということなのです!
しかも塩水よりも失敗が少なく、
数の子の苦みや臭みも取ってくれるというから
驚きです!(◎o◎)
そこで、米ぬかを使った数の子の塩抜き方法について
ご紹介したいと思います☆
#米ぬかで塩抜きする方法を紹介
数の子の塩抜きは、3%くらいの塩水に
数の子を一日つけて(途中8時間おきに
塩水を交換)浸透圧の原理で塩抜きを行うのが
一般的なのですが、塩が抜けすぎると
苦みが出てきてしまったりと
なかなかその塩梅が難しいのです(^^;)
その点米ぬかは、そういった失敗が少ない
ということなので初めての方でも安心ですね☆
米ぬかは、お米をといだあとのとぎ汁を使います(^^)
方法は簡単で、
①数の子を米のとぎ汁に一晩つける。
②数の子をざるにあげ、たっぷりの水に5~6時間つける。
これで塩抜き完了ということです!
水につけると、数の子の表面に薄い皮が浮いてくるので
それらをきれいに取り除くとおいしくいただける
ということです(*^^*)
#数の子の塩抜きを短時間で行う方法はある!?
塩水を使う方法も、米ぬかを使う方法も、
丸一日は数の子をつけておかなければならないので
時間がかかります・・・
もっと短時間で塩抜きできないの!?
と思う方もいるでしょう。
そこで、短時間でできる数の子の塩抜き方法も
ご紹介しちゃいます(*^^)v
数の子の塩抜き短時間ver.
① 40度くらいのぬるま湯に、濃度1%くらいになるように食塩を溶かし、数の子を1時間つける。
② 薄皮が浮いてくるので取り除く。
③ 真水に1~2時間つける
(途中2~3回水を替える)
※塩が抜けすぎてしまったら、もう一度
最初の塩水よりやや濃い目の塩水に
1~2時間つけると、苦みが抜け、塩分が戻ります( ^ω^ )
最後の※の方法は、通常の方法で
塩が抜けすぎてしまったときにも使えます(*^^*)
#まとめ
数の子の塩抜き方法で出てきた「浸透圧」という言葉、
高校の生物の授業で習いましたよね~
懐かしい(*^^*)
浸透圧は、実は料理でよく利用している
原理なのですよね。
塩抜きした数の子は、お好みで味付けをして
いただくことになると思いますが、あまり
長持ちはしないので早めに食べるように
してくださいね!
味付けは醤油漬けや粕漬けが有名です(^^)
そのまま鰹節としょう油をかけていただいたり、
サラダに和える食べ方もありますね☆
ちなみに塩抜きする前の数の子であれば
長期間冷蔵保存が可能だということです!
私は正直数の子があまり好きではないので
お正月でも食べることはあまりないのですが(^^;)
もし数の子を調理する機会があったら、
参考にしたいと思います(*^^)v