鉄棒でまず壁にぶち当たることになるのが、
逆上がりではないでしょうか?
小学校に上がる前にできるようになってしまう子もいますが、
昔ほど、“小学校の方でも逆上がりができるように”
との熱心な指導をしなくなったこともあって、
高学年で出来ないままの子も結構いるようです・・・。
でも親としては、自分の子供には逆上がりができるようになって、
自信や達成感を味わってもらいたいですよね!
そこで、逆上がりができるようになるコツや
教え方についてご紹介していきます(*^^)v
逆上がりができる子とできない子の違いはココにあった!
まず、逆上がりができる子とできない子の
決定的な違いについてご説明します。
逆上がりは、鉄棒に密着させた下腹部を
軸として回転する運動です。なので鉄棒を掴んだ腕を曲げて、
体にぐっと鉄棒を引きつける必要があります。
ですが、逆上がりができない子は
腕が伸び切ってしまっていて、鉄棒が
体から離れてしまっている場合がほとんどだということです。
また、最初に蹴り上げる足は頭上方向へ蹴り上げ、
そのまま後方へ回転させる必要がありますが、
逆上がりができない子は、足を蹴り上げる方向が
斜め前方になってしまっている場合が多く、
そのため、足が鉄棒の上まで上がっていかなくなってしまいます。
5つのポイントをおさえれば誰でも逆上がりができる!
逆上がりができるようになるにはいくつかポイントがあります!
逆上がりができない子は、次の5つの
ポイントをおさえて練習してみましょう。
1 鉄棒の高さ
鉄棒の高さが合っていないと、鉄棒を上手く掴むことができません。
鉄棒の高さはお子さんの身長に合わせて
腰から胸の間くらいになるようにしましょう。
2 鉄棒の掴み方
子供はまだ腕の力がないので、逆手で鉄棒を掴むと
上手く鉄棒を引き寄せることができません。
また、逆手だと鉄棒も掴みにくいので
鉄棒から手が離れてしまいやすく危険です。
なのでまずは、掴みやすい順手で練習してみるようにしましょう。
3 足を蹴り上げる方向
前述の通り、逆上がりを成功させるためには
足を前方ではなく頭上へ蹴り上げるようにします。
最初は鉄棒を挟んでお子さんの向かい側に立って、
足を頭上へ蹴り上げられるようサポートしてあげると
お子さんも感覚を掴みやすくなるでしょう。
4 おへそを鉄棒に付けて回る
足を頭上に蹴り上げることができたら、
おへそを鉄棒に付け、あごを引いて鉄棒を見るようなイメージで回ると
上手く回転できます。あごが上がらないように
あごに何かを挟みながら練習するといいですよ。
5 蹴り上げた後のつま先の向き
蹴り上げた後はつま先を回転する方向へ向けるよう意識しましょう。
そうすると、蹴り上げた後、体の回転が止まることなく
スムーズに回ることができますよ。
まとめ
逆上がりができるようになるポイントについてご紹介してきました☆
たかが逆上がり、されど逆上がり・・・。
できるようになるとお子さんも大きな自信となるはずです。
一生懸命練習してできるようになった時の達成感は
何事にも代えがたい経験となります(^^)
上記のポイントをおさえながら、お子さんが根気強く取り組めるよう
励ましながらサポートしてあげましょう。